【本日のお品書き】
 1.なすのパルマ風グラタン
 2.(なすのスカベーチェ)



 * * *


なすでイタリアン


「なすはイタリアでもたくさん使われる食材。
今日は、なすで極上のイタリアンを作ってみましょう。」


 * * *


いつものように、ハツ江さんのところに
とし子、あかね、翔太がやってきます。

「あらとし子たち、そのなすどうしたの?
・・・え?近所の家庭菜園の人から頂いたって?
よかったねぇ・・・じゃあ、なすで何にしようかねぇ」

と、ここでなすを使った一発芸コーナー(?)が始まります。

とし子は、なすを鼻にあてて「団子鼻」
ハツ江さんは、両耳にあてて「イヤリング」
あかねは、動物のまねをしながら「きつねのしっぽ」
翔太は、えいっと上になすを投げて頭でキャッチ。
「翔太はいつも‘ちょんまげ’だねぇ」



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イタリアで使われるなすは、ち密な肉質の「米なす」という種類。
日本で代表的なのは「長なす」ね。
日本のなすは水分が豊富で、油との相性もいいのよ。
焼いたり揚げたりすればトロリと柔らか。
だから日本のなすでも美味しいイタリアンができますよ。



 * * *


食卓で両肘をついて料理の出来上がりを待っている3人。
ハツ江さんはいつものように歌いながら料理中。
♪しのびねもらす~なつは~きぬ~ っと
とし子たち、歌詞が分からず「???」



 * * *


1.なすのパルマ風グラタン

材料(2人分)


なす 2個(160g)
トマトの水煮(缶詰・ホールタイプ) 果肉6個分(約230g)
バジル(生) 1枝
モッツァレラチーズ 80g
パルメザンチーズ(すりおろす) 大さじ3
揚げ油 適量
塩 少々



「ではさっそく、日本のなすをつかったイタリアンに挑戦してみましょう。
パルマ風のグラタンよ。」



・なす(2個)はへたを落とし、縦に1cm弱の厚さに切る。
両端は皮を薄くそぎ取る。

・ペーパータオルで一切れずつぎゅっと押さえて水けをふく。
こうすると揚げた時に油っぽくならない。

・揚げ油(適量)を180度くらいに熱してなすを入れ、
きつね色になるまで素揚げする。
揚げたらバットにあげて、熱いうちに塩(少々)をふっておく。

・グラタン皿に、揚げたなす、
トマトの水煮(缶詰・ホールタイプ・果肉6個分)をさいたもの、
モッツァレラチーズ(80g)、ちぎったバジル(1枝)の順に並べていく。

・きれいに並べたら、パルメザンチーズ(大さじ3)を全体に散らし、
200度にあたためたオーブンで5~7分間。
チーズがとけて軽く焼き色がついたらできあがり。


「素揚げにしてから焼いたなすが、甘くうまみ豊かなレシピですよ」


 * * *

夜になり、真も来てグラタンを食べてます。
「真さん、今日はみんなでなすで盛り上がったんですよ。楽しかったねぇ」
と、真さんも立ち上がり、一発芸披露。
「え?なに?まさか真さんもやったりするの?」
なすをひょいと上に投げ、頭でキャッチ。

『それは・・・ちょんまげ・・・』 ハツ江さんの心の声。

ハツ江さん、翔太を見ながら一言。
「やっぱり親子なのね、うふ」



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2.なすのスカベーチェ

分量や手順など、字幕で表示されなかったので、以下ハツ江さんのセリフで。

「斜め薄切りにしたなすを、オリーブオイルで焼き、
なすのスカベーチェをつくってみましょう。
焼きあがったらペーパータオルにとって塩こしょうをします。
ソースは、にんにくをオリーブオイルで炒め、
あらみじん切りにしたアンチョビ、
そして、水で戻して細切りにしたドライトマト、
バルサミコ酢とイタリアンパセリを加えて作ります。
簡単でしょう?
器に盛って、ソースをかければ出来上がり。
なすのスカベーチェ、夏にさっぱりしたソースがしみて、美味しいですよ」



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ハツ江さんが歌っていた
♪しのびねもらす~なつは~きぬ~ 
・・・という曲ですが、聞き取りに時間がかかりました(苦笑)。
どうやら「夏は来ぬ」という曲みたい。
今日のテーマは「なす」だから、
♪しのびねもらす~ を ♪しのびねもなす~ って歌っているのですね。

高知県産 米なす(べいなす) Mサイズ 2.5kg(9玉入) 
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*2021年3月13日 テーマの変更を行いました。