【本日のお品書き】
 1.シンプル豚シューマイ
 2.えび入り花シューマイ



今日は定番肉おかずの3日目、シューマイですよ~。
(ちょっと記事が遅くなりました。ごめんなさいっ!)


 * * *


「実は簡単!絶品シューマイ」


「ふっくら美味しいシューマイ、これ手作りなの。
フライパンで蒸せば、家でも簡単にできちゃうんですよ。」



 * * *


「今日は、料理上手の小田さんと、中華街に遊びに来たの。」
ハツ江さん、お出かけなのにいつもの割烹着姿です。
「このお店で、点心でもいただきましょうかねぇ」
小田さんと一緒にお店の中に入ると・・・
「あら、とし子がいるわ。
先に来て、席取っておいた?・・・あなたねぇ・・・」
到着を待つことなく、がっつり食べています。
とし子Vサイン。



 * * *


1.シンプル豚シューマイ


材料(2~3人分)

豚ひき肉 250g
玉ねぎ 1/2個(80g)
塩 小さじ1/2
片栗粉 小さじ2

しょうゆ 小さじ2
砂糖 小さじ2
ごま油 小さじ1

シューマイの皮 16枚
キャベツ 4~5枚(200g)

練りがらし 適量
しょうゆ 適量



・タネに入れる玉ねぎは、粗みじんに切る。ここに塩を加える。

「塩をまぶすと余分な水分が出て、辛みもぬける」

・塩を加えたらよく混ぜて、このまま10分ほど置く。

・10分経ったら、玉ねぎを手でギュッと握って水けをしぼる。

・しぼったら、片栗粉(小さじ2)を振り、よく混ぜて玉ねぎにまぶす。

「片栗粉をまぶして甘みと風味を閉じ込める」


・キャベツ(4~5枚)は、5センチ四方くらいに手でちぎっておく。


・ひき肉(250g)と玉ねぎ、しょうゆ(小さじ2)、砂糖(小さじ2)、ごま油(小さじ1)を入れて混ぜる。
均一に混ざったら、円を描くように1分ほど練り混ぜ、16等分にして、ざっと丸める。

・シューマイの皮(16枚)にタネをのせ、向かい合う角を合わせるように張り付ける。
軽く抑えながら円筒形に整える。
上の方は少しくらい肉がはみ出しても大丈夫。


 * * *


「それじゃあ今日は、孫たちにも美味しいシューマイを蒸してあげようかしらねぇ」
あかねと翔太が待ちきれない様子。
「もうすぐできるから待っててね」



 * * *


手順の続きです。

・フライパンに、ちぎったキャベツを敷く。

「キャベツを敷くとシューマイの皮がフライパンに当たらず、ふっくらと蒸しあがる」

・キャベツの上にシューマイをのせ、水(カップ1/2)を注ぐ。

・そのままふたをして中火にかける。
水が煮立って沸々としてきたら、ここから6~7分蒸す。
蒸しあがったらシューマイとキャベツをお皿に盛り、しょうゆと練りがらしを添える。


「粗めに刻んだ玉ねぎが、シャリシャリとした食感で、
肉のうまみを引き立てます。
蒸したキャベツも、一緒に召し上がれ」



 * * *


「とし子ー、これ運んでちょうだい」
シューマイが出来上がり、ハツ江さんが声をかけると・・・チャイナ服を着たとし子が。
「まぁ!チャイナドレス?!お土産に買ったって?
・・・かわいいでしょう?って・・・?はいはい」

そう返事したハツ江さんですが、ここで疑問が。
「いったいどこに着るつもりかしらねぇ・・・?」



 * * *


2.えび入り花シューマイ


材料(2~3人分)

えび(殻つき/無頭) 6~7匹
ごま油 小さじ1

豚ひき肉 150g
玉ねぎ 1/2個(80g)
しょうゆ 小さじ2
砂糖 小さじ2
ごま油 小さじ1

シューマイの皮 1袋(約30枚)
キャベツ 4~5枚(200g)



簡単な説明だったので、手順は以下ハツ江さんのセリフで。


「粗く刻んだえびを入れれば、えびシューマイも簡単よ。
えびを刻んだ後にごま油をからめておくと、臭みが取れ、肉と絡みやすくなるの。
あとはシューマイと同じ作り方。ひき肉とえび、タネの材料を混ぜ合わせてね。
今度はシューマイの皮を細切りにしたものを用意し、
タネを転がして、皮を貼りつけるの。
こちらもフライパンで蒸せばOK.
えびが入って、味も見た目も本格派のシューマイ。
ふっくら美味しく蒸しあがりましたよ。」



 * * *


蒸し器の代わりにフライパンを使ったり、
キャベツと一緒に蒸す方法は、あれこれ応用がききそうです。


2012.8.8補足します。
ハツ江さんが「いったいどこに着るつもりかしらねぇ・・・?」と言っていたあのチャイナ服ですが、
なんとココで着る機会がありました!

こういう細かい部分が好きです。たまらないです。


NHK「きょうの料理ビギナーズ」ハンドブック フライパン1つで簡単中国料理 - 高木 ハツ江, 吉田 勝彦
NHK「きょうの料理ビギナーズ」ハンドブック フライパン1つで簡単中国料理 - 高木 ハツ江, 吉田 勝彦

*2021年3月13日 テーマの変更を行いました。