【本日のお品書き】
 1.ゆで豚のお刺身風
 2.ゆで豚の冷しゃぶサラダ風



定番肉おかずの4日目、ゆで豚です!
今日も基本をばっちりマスターしちゃいましょう!


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「かたまり肉でいろいろお得 ゆで豚」


「ゆで豚を作り置きすれば、夏の食卓はとても充実するの。
マリネやサラダにもアレンジできて、重宝するわよ。」



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「今日は天気がいいから、我が家の草食系男子に草むしりを手伝ってもらっているの。」
縁側でハツ江さんが見守る中、娘婿の真と孫の翔太が頑張っています。
「あとで美味しいお肉をごちそうするわね~」



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1.ゆで豚のお刺身風


材料(2人分)
ゆで豚(作りやすい分量)
 豚肩ロース肉(かたまり) 2本(800g)
 塩 大さじ1 (豚肉の重量の約2%)
 サラダ油 大さじ1
 酒 カップ1/2
 しょうが(薄切り) 1かけ分

カットわかめ(乾物) 大さじ2
きゅうり 1本
塩 小さじ1

練りわさび・練りがらし 適量
しょうゆ 適量




「では、柔らかくゆでるための下ごしらえ」


・豚肉(豚肩ロース肉のかたまり2本)に塩(大さじ1 ・豚肉の重量の約2%)を振り、全体にすり込む。
そのあとサラダ油(大さじ1)をかけ、全体に塗る。こうするとコクが出てジューシーになる。

・油を塗ったら、1本ずつラップに包み冷蔵庫に入れて1時間ほど置く。
長く置くほど塩味がなじみ、余分な水分が抜けて旨味もアップする。

・冷やした豚肉は水でさっと洗って水けをきる。

・鍋に 豚肉、水(分量外、肉が浸る程度)、酒(カップ1/2)、しょうがの薄切り(1かけ分)を加えて中火にかける。
煮立ったらあくをすくって取り除く。


「低めの温度でじっくりゆでると堅くなりにくい」

・ここでさらに水(カップ1)を加える。(お湯の温度を下げる)

・すぐにふたを少しずらしてかけ、弱火で40分ほど煮る。


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庭ではどうやら草むしりが終わった様子。
「我が家の肉食系女子たちが、においを嗅ぎつけてやってきたわ。」
台所に、とし子とあかねがやってきました。
あかねはエプロンを、とし子はスナック菓子を持っています。
「あら、あかねは料理を手伝ってくれるの?
とし子はお菓子を食べて待っているって?
・・・それじゃあ太る一方よ・・・」



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手順の続きです。

・茹であがったら豚肉を取り出し、密封容器などに入れる。

「ゆで汁に浸した状態で冷ますとしっとり仕上がる。」

・肉が浸るくらいまで、ゆで汁を注ぐ。
浸したまま冷ますと、肉がパサパサしない。くれぐれもゆで汁は捨てないように。


・きゅうりは塩をまぶし、まな板の上で転がす。
水でさっと洗ってから、せん切りにする。

・切った野菜とゆで豚をお皿に盛り、練りわさびや練りがらしを添えて、できあがり。


「やわらかいゆで豚は、薄切りにしてお刺身風に。
さっぱりしているのに、食べごたえあるのよ」



・・残ったゆで豚もゆで汁に浸したまま冷蔵庫で保存。
濡らしたペーパータオルをかぶせてからふたをすると、乾かずに保存できる。
保存は1週間が目安。



 * * *


「とし子ったら一番先にお風呂に入って。汗もかいてないのにねぇ・・・」
ハツ江さんが「入浴剤持ってきたわよー」とお風呂場に行くと、すでに真っ赤にゆであがってる(?)とし子の姿が。
「あら、湯船につかってるとし子って、なんだか今晩のご飯で見たような気が・・・」



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2.ゆで豚の冷しゃぶサラダ風


材料(2~3人分)

ゆで豚 1/2本
サニーレタス 3枚
パプリカ(赤) 1/4個

にんにくドレッシング
 にんにく 1/2かけ
 オイスターソース 大さじ2
 すりごま 大さじ1
 酢 大さじ1
 サラダ油 大さじ1



簡単な説明だったので、手順は以下ハツ江さんのセリフで。


「作り置きのゆで豚を使って、冷しゃぶサラダもできますよ。
ドレッシングは、にんにくのみじん切りに、オイスターソースやすりごまなどを入れて
よく混ぜ合わせておきます。
あとは、野菜とゆで豚を、ドレッシングと和えるだけ。
ゆで豚が入ってボリュームアップしたサラダの完成。
野菜嫌いな子供たちも、これなら食が進むみたいねぇ」



 * * *

とし子の夫、真さんは「草食系」そのまんまな感じ。
あんな奥さんを持つとは、とても人間が出来上がってるんだなぁと感じます。

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*2021年3月13日 テーマの変更を行いました。