【本日のお品書き】
 1.干物のフライパン焼き
 2.干物の混ぜご飯
 3.干物の種類と選び方



6月分の放送「もっと食べよう!魚料理」のおさらいレビューです。
今日は2013年6月分の5回目、テーマは「干物」です。

電子番組表にはこんな感じの説明がありました。

今週は、便利な魚介類の加工品を使ったメニューを特集。今回取り上げるのは「干物」。
干すことでうまみが増した干物は、焼くだけでおかずになる手軽さも魅力だ。
おなじみのあじの干物をフライパンで焼く「干物のフライパン焼き」は、ジューシーな仕上がりで、後片付けも簡単。
さらに焼いた干物を使い、干物のやさしいうまみがご飯全体に広がる「干物の混ぜご飯」を作る。



* * *


「フライパンで干物を焼いてみよう」

「「もっと食べよう!魚料理。
今日は、フライパンを使った干物の料理に挑戦ですよ。」


1.干物のフライパン焼き

材料(2人分)
あじの干物 2枚(260g)
大根 4cm(120g)
レモン(くし型切り) 2切れ
しょうゆ 適宜


・大根(4cm/120g)は、おろし器ですりおろす。
目の細かいざるに上げ、軽く水けを切る。
(しっかりと絞ってしまうと大根の旨味が失われるので注意。)

・フライパンに、あじの干物(2枚/260g)を皮を上にして並べ、中火にかける。
あじに脂が含まれているので、フライパンに油をひかなくても焦げ付かない。

・4~5分間焼き、焼き色がついたら返す。
そのまま、およそ4分間焼き、皮の面に焼き色がついたら焼き上がり。


「簡単でしょう?大根おろしとレモンを添えて、召し上がれ。
フライパンで焼くから後片付けも楽チン。ぜひお試しあれ。」



* * *


2.干物の混ぜご飯

材料(2~3人分)
あじの干物 1枚(130g)
きゅうり 1本
塩 小さじ1/4
しょうが 1かけ
ご飯(温かいもの) 400g
白ごま 大さじ1


簡単な説明だったので、手順は以下ハツ江さんのセリフで。

「手軽に焼いて混ぜるだけ。
干物を使った簡単混ぜご飯を作っちゃいましょう。
フライパンで焼いたあじ(の干物)は、中骨を外し、頭や皮を取り除きながら粗くほぐします。
小骨があったら取り除いておきますよ。
半月切りにしたきゅうりに塩を加えて混ぜ、およそ10分間置き、しんなりしたら水で洗い、手で絞ります。
大きめのボウルに、ごはんときゅうり、せん切りにしたしょうが、そこに
ほぐしたあじ、そして白ごまを加えてさっくり混ぜたら、できあがり。
塩もみしたきゅうりのさわやかさと干物の優しいうまみが全体に広がる、とっておきの混ぜご飯ですよ。」



* * *


3.干物の種類と選び方


干物は、魚介類を干して水分を除き、保存性を高めたもの。
干すことで、独特の旨味、風味や食感が生まれる。

代表的なあじの干物のほかに、
ほっけ、さんま、かます、さば、いぼだい(えぼだい)等がある。

・選び方のポイント
 保存食とはいえ、時間が経つと味が落ちるので、新鮮なものを選ぶ。
 黄色っぽく変色しているものは、油焼けといって脂肪が酸化している場合があるので注意。

・保存の仕方
 1枚ずつラップに包み、厚めのジッパー付きの保存袋に入れて冷凍保存。
 食べる時は凍ったまま焼いて大丈夫。
 保存期間は2~3週間が目安。


* * *


「・・・なんだって?田舎から干物がたくさん送られてきたの?
でも、焼くのが面倒だからなんとかしてくれって?」・・・と、お隣の伊守さんがやってきます。
「伊守さんにもできる簡単な焼き方があるから教えてあげるわよ」と、今日も優しいハツ江さん。
伊守さんは大喜びですが・・・なんだかすごい汗かいてる(苦笑)。

縁側で焼いた干物を食べていると、
「真さんが干物をいっぱいもらってきたけど焼くのが大変だからなんとかしてくれ」・・・と、とし子もやって来ます。
ハツ江さん、「はいどうぞ」とフライパンを差し出し、とし子は「?」。
・・・この場面、最初割烹着のポケットからフライパンを取り出したように見えてしまい、「四次元ポケットか?!」と思っていたのですが、どうやら背後に置いてあったようです。
いやぁ、びっくりした(苦笑)。
大分県佐賀関産 関アジ (関鯵) の一夜干し 4枚セット (1パック:Sサイズ2枚入×2セット)
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*2021年3月12日 テーマの変更を行いました。