【本日のお品書き】
 1.ごぼうと牛肉の甘辛煮
 2.(焼きぼごうと豚肉のサラダ仕立て)
 3.ごぼうの選び方・保存法



1月分の放送「旬の冬野菜を食べよう!」のレビュー3回目です。
今日はごぼうです。

電子番組表にはこんな感じの説明がありました。

今月のテーマは「旬の冬野菜を食べよう!」。
寒くなると甘みが増す野菜。簡単においしく食べられる方法と、料理のコツを伝える。
今回の食材は「ごぼう」。堅くて、アクの強いごぼうは、下ごしらえが決め手。
洗い方や切り方、アクの抜き方など、基本をマスターすれば、ご飯が進むボリュームおかずも簡単に作ることができる。
「ごぼうと牛肉の甘辛煮」「焼きぼごうと豚肉のサラダ仕立て」を紹介する。



* * *

「香りを楽しむ ごぼう」


「冬野菜と言えば、根菜類も美味しいわね。
ごぼうの扱い方をマスターして、レパートリーを広げましょう。
煮物も美味しく出来るわよ。」



1.ごぼうと牛肉の甘辛煮

材料(2~3人分)
ごぼう 300g
牛切り落とし肉 200g
サラダ油 大さじ1
酒 大さじ2
水 カップ1/2
砂糖 大さじ1
みりん 大さじ3
しょうゆ 大さじ3
白ごま 小さじ1


・ごぼうを洗う。
洗いごぼう(300g)は、表面を指でこすって洗えば、皮をむかなくても大丈夫(皮の下に香りがある)。

・洗ったごぼうを1cmの厚さの斜め切りにする。
切り口から変色するので、切ったらすぐに水に入れてあくを取る。
長時間さらすと風味がなくなるので注意。
切り終わったらサッと混ぜて洗い、水けを拭いておく。

・フライパンにサラダ油(大さじ1)を入れて熱し、牛切り落とし肉(200g)をほぐしながら炒める。

・肉の色が変わったら、ごぼうを加えて炒める。

・全体に油がまわったら、酒(大さじ2)をふり、水(カップ1/2)を加える。

・煮立ってきたら、砂糖(大さじ1)、みりん(大さじ3)を加え、ふたをして10分ほど煮る。

・10分後、しょうゆ(大さじ3)を加えて、さらに10分ほど煮て汁気を飛ばす。

・最後に白ごま(小さじ1)をふればできあがり。

「厚めに切ったごぼうに、牛肉の旨味と甘辛い味が、じんわりとしみ込みます。
ごはんがすすむボリュームおかずよ。」



* * *


2.焼きぼごうと豚肉のサラダ仕立て

材料(2~3人分)
ごぼう 200g ←切った後水にさらし拭いておく
サラダ油 大さじ2

サラダ油 大さじ1
豚こま切れ肉 150g
小麦粉 適量

酢 大さじ1
塩 小さじ1/2
こしょう 少々

水菜 50g


簡単な説明だったので、手順は以下ハツ江さんのセリフで。

「今度はサラダ。
ごぼうは(6cm位の長さに切ってから)縦に2~3mm幅の薄切りにします。
(フライパンで)カリッとするまで焼いてね。
焼いたら、ボウルに取り出しておきましょう。
続いて、小麦粉をまぶした豚肉も、カリッとするまで焼きましょう。
ごぼうと豚肉が熱いうちに、酢、塩、こしょうを加えて混ぜ、
5cmの長さに切った水菜を加え、混ぜれば出来上がりよ。
多めの油でカリカリに焼いたから、ごぼうの香りと食感をたっぷり味わえるの。
サラダ感覚で、めしあがれ。」



* * *


3.ごぼうの選び方・保存法

ごぼうには、「洗いごぼう」と「土つき」のものがある。
ビギナーには洗ってある方が手軽に使える。

・選び方
まっすぐで太すぎず、切り口に穴のないものを選ぶ。

・保存方法
乾燥しやすいので、新聞紙に包みポリ袋に入れて冷蔵庫へ。
保存期間は4~5日間が目安。


* * *


久々にとし子がお休みの回。
あかねと翔太が書初めをしていますが・・・書いた文字は「煮物」(あかね)と「ごぼう」(翔太)?!
「我が家の関心はいつも食べることね」と、みんなで笑います。

甘辛煮は、しょうゆを入れる前にやわらかく煮ておくと、味がしみ込みやすくなるんですって。
今月号のテキスト特集は「煮物」なので、こちらもぜひ!
眺めているだけでお腹が減ります(苦笑)。
野菜料理のABC教えます 秋・冬野菜編 NHK「きょうの料理ビギナーズ」ハンドブック - 高木 ハツ江, 高城 順子
野菜料理のABC教えます 秋・冬野菜編 NHK「きょうの料理ビギナーズ」ハンドブック - 高木 ハツ江, 高城 順子

*2021年3月10日 テーマの変更を行いました。