【本日のお品書き】
 1.五目おこわ
 2.赤飯
 3.ハツ江のおいしい知恵 「もち米の特徴」



2015年9月分の放送「新米を味わう!“和”のご飯」のレビュー最終回です。
今日はおこわです。

電子番組表にはこんな感じの説明がありました。

水加減など、もち米ならではのポイントをおさえればお赤飯や具だくさんのおこわが楽しめます。

▽五目おこわ…しめじ、鶏肉、にんじん、ごぼうを炒め、調味して煮る。
もち米は普通の米と同様に洗って炊飯器に入れ、具の煮汁を注ぎおこわの目盛りまで水を足す。具は上にのせて炊く。
▽赤飯…小豆は2度下ゆでし、3度目のゆで汁を冷ましてもち米と炊飯器に入れ、おこわの目盛りまで水を足す。
小豆は上にのせる。
ミニコーナーは「もち米の特徴」。米の分量の8割の、少ない水で炊ける。


* * *


「炊飯器で簡単! おこわ」

「もちもちの食感が魅力の、おこわ。
炊飯器で簡単に作れるんですよ。」



1.五目おこわ

材料(3~4人分)
もち米 360ml(2合)
鶏もも肉 120g 
ごぼう 60g ←あく抜きをする
にんじん 50g
しめじ 1パック(100g)
さやいんげん 40g ←下ゆでして、他の具材と同じくらいの大きさに切る

酒 大さじ1
水 大さじ3
みりん 大さじ1
しょうゆ 大さじ1

サラダ油 大さじ1/2
塩 小さじ1/4


・にんじん(50g)、ごぼう(60g)、鶏もも肉(120g)は、それぞれおよそ8mm角に切る。

・しめじ(1パック/100g)は、長さを2~3等分に切る。

・フライパンにサラダ油(大さじ1/2)を入れて中火で熱し、鶏もも肉を炒め、
肉の色が変わったら、にんじん、ごぼう、しめじを加えて炒める。

・油がまわったら、酒(大さじ1)、水(大さじ3)、みりん(大さじ1)、
しょうゆ(大さじ1)を順に加えて混ぜ、ふたをして、弱火で7~8分煮る。

・火を止め、具と煮汁に分けて、そのまま冷ます。

・もち米(360ml/2合)は、普通の米と同じように洗って水けを切り、
(洗い方は、「新米を味わう!“和”のご飯 (その1)  【ふっくら炊いて 混ぜご飯】」を参照)
煮汁を先に入れ、水を炊飯器のおこわ用の目盛りに合わせる。
(目盛りがない場合は、煮汁と水を合わせてカップ1と1/3)

・塩(小さじ1/4)を加えて混ぜ、もち米の上に具をのせて、炊く。

・炊き上がったら、あらかじめ茹でたさやいんげん(40g)を加え、
しゃもじで底からすくって、さっくりと混ぜれば出来上がり。

「鶏肉と野菜のうま味、おこわのもちもちした食感が嬉しい一品です。」


* * *


2.赤飯

材料(3~4人分)
もち米 360ml(2合)
小豆 50g
ごま塩 適量


・小豆(50g)は、洗ってから下ゆでする。
鍋に小豆と、かぶるくらいの水を加えて、中火にかけ、煮立ったら火を止め、ゆで汁を捨てる。
(これで、あくや渋みを取り除くことができる。)
これをもう一度繰り返す。

・下ゆでした小豆に水を加えて中火にかけ、煮立ったらふたをして弱火で8~10分煮る。

・火を止めて、小豆とゆで汁を分けて冷ます。
(このゆで汁で、もち米を赤く染める。)

・もち米(360ml/2合)は、普通の米と同じように洗って水けを切って炊飯器に入れ、
完全に冷ました小豆のゆで汁を入れる。
さらに水を入れ、炊飯器のおこわ用の目盛りに合わせる。
(目盛りがない場合は、煮汁と水を合わせてカップ1と1/3)

・上に小豆をのせて、炊く。

・炊き上がったらさっくりと混ぜ、ごま塩(適量)をふれば出来上がり。

「小豆の香ばしさと、もち米の甘みが美味しいですよ。」


* * *


3.ハツ江のおいしい知恵 「もち米の特徴」

・もち米は、吸水性が高いのが特徴。

・炊くときの水加減は、
お米が、
 米 : 水 = 1 : 1.2  に対して
おこわは、
 もち米 : 水 = 1 : 0.8  と、少ない水で炊ける。

* * *


通学中(下校中?)の、あかねと翔太に会うハツ江さん。
「そろそろ運動会だと思うんだけどいつなの?」と聞くと「秋はやらない」とのこと。
「運動会におこわでも作ってあげようと思ったんだけど・・・」と言うと
「運動会をやるから(?!)、おこわ作って!」ですって。

「フレー!フレー!あかね!翔太!真さん!とし子!」
公園で一家そろって走っています。「我が家だけの運動会」なのね(苦笑)。

【精米】山形県産 多田さんのもち米 特別栽培米 白米 でわのもち 1kg 令和2年産
【精米】山形県産 多田さんのもち米 特別栽培米 白米 でわのもち 1kg 令和2年産

*2021年3月8日 テーマの変更を行いました。