とび森で村長生活(仮)

「とびだせどうぶつの森」のプレイ記録です。 令和の時代に改めてこのゲームを楽しんでいきたいと思っています。

2012年10月

11月の放送テーマは、
「簡単!ヘルシー!! お魚マスターになろう」です。

いつもテキストは21日発売ですが、今月は20日発売です(明日は日曜日だから)。
なにやら「切り身魚」で、あれこれ美味しいものが出来ちゃいそうですよ。楽しみ!


11月分の放送は10月29日(月)からです。
かなり前倒し(?)なので気をつけて下さいね。
それまでテキスト読んで予習しておきましょう!

NHK きょうの料理ビギナーズ 2012年 11月号 [雑誌]
NHK きょうの料理ビギナーズ 2012年 11月号 [雑誌]

*2021年3月12日 テーマの変更を行いました。

【本日のお品書き】
 1.くるみもち
 2.りんごのコンポート
 3.はちみつラスク



お待たせしました!10月分の放送もこれで最後です。
(1週間記事が遅くなりました・・・ごめんなさい。)
最後はやっぱり甘いもの!久々の3品レビューです。頑張ります。


電子番組表にはこんな感じの説明がありました。

今回は和菓子から洋菓子まで、手軽に作れるスイーツを紹介する。
スイーツ初心者でも上手に作れるので、おもてなしや手土産にも、おすすめの品ばかり。
黒砂糖の素朴な甘みがうれしい本格和菓子の「くるみもち」や、
赤ワインがよくしみ込んだ「りんごのコンポート」、
そして電子レンジならではのカリカリの食感が楽しめる「はちみつラスク」を作る。



* * *


「レンジでできる!お手軽スイーツ」

「おかずばかりでなく、実はスイーツ作りでも大活躍する電子レンジ。
コンポートやラスク、和菓子だってできちゃうのよ」



* * *


「秋は落ち葉がたくさんでお掃除も大変ねぇ・・・」
ハツ江さんがプチと一緒に公園を歩いていると、ご婦人4人組(なぜか同じピンクのワンピースに白いカーディガン)を発見。
「公園でたき火をしてるわ」
そんなハツ江さんに、たき火の中から芋を取り出しプレゼント!
「まぁ焼き芋!秋はおやつが美味しい季節ね、あちちちち!」



* * *


1.くるみもち

材料(作りやすい分量)
白玉粉 100g
牛乳 カップ1
黒砂糖 100g
くるみ(殻をむいたもの) 20g
きな粉 カップ1/2弱(約30g)



・ポリ袋に白玉粉(100g)を入れ、計量カップなどの底の平らな固いもので押して、白玉粉のかたまりをつぶす。

・耐熱ボウルに、つぶした白玉粉を入れ、牛乳(カップ1)を少しずつ加え、スプーンで混ぜる

・白玉粉が牛乳に溶けたら、黒砂糖(100g)を加え、さらによく混ぜて砂糖を溶かす。

・ラップをかけずに、電子レンジで5分かける。

・まな板にペーパータオルを敷き、くるみ(20g)を5mm幅くらいに刻む。

・温めた白玉粉に刻んだくるみを加える。

・水でさっと濡らした木べらで、白玉粉を混ぜる。
木べらの柄を短く持ち、力を入れて円を描きながら粘りが出るまで混ぜる。

・バッドにきな粉(カップ1/2弱)を半分ほど広げておき、白玉粉を入れる。
残りのきな粉を上から振り、平らにして粗熱を取る。

・一口大にちぎり、切り口にもきな粉をまぶして、軽く丸めたらできあがり。


「これは、老人会のお土産に持っていきましょう」


* * *


「あかね、お友達を連れてきたの?」
家に帰って焼き芋を食べていると、お友達と一緒にあかねが帰ってきました。
「一緒に宿題をしたいって?いいわよ!おばあちゃんが美味しいおやつを出してあげるわ!」
焼き芋を持った右手を突き上げて言いましたが・・・サッと左手に変えて照れ笑い。



* * *


2.りんごのコンポート

材料(2人分)
りんご 1個(300g)
砂糖 大さじ3(約30g)
赤ワイン(または白ワイン) 大さじ3
レモン汁 大さじ1
シナモンパウダー 少々


・りんご(1個)は12等分に切り、芯を除いて皮をむく

・耐熱皿にりんごを入れ、砂糖(大さじ3)、赤ワイン(大さじ3)、レモン汁(大さじ1)、シナモンパウダー(少々)を入れ、上下に返してよくからめる。
重ならないように並べて10分ほど置く。

・ラップをふんわりかけ、電子レンジに6分間かける。

・取り出したら粗熱を取り、ラップをぴっちりかけて冷蔵庫で3時間以上冷やす。


「赤ワインがよーくしみ込んだコンポート。じっくり煮込んだような出来上がりよ。」


* * *


宿題をやっているあかねたちを見守るハツ江さん。
そこに翔太が帰ってきました。
「翔太はサッカーをやってきたって?」
グゥ~っとお腹が鳴ります。
「あなたも腹ペコみたいねー。翔太にはラスクを作りましょう!・・・とし子には内緒よ」
さっきまでしょんぼり顔だった翔太の顔がニッコリ笑顔になりました。



* * *

3.はちみつラスク

材料(約20~22個分)
ロールパン 2個
バター 大さじ1
はちみつ 大さじ1
シナモンパウダー 適量



簡単な説明だったので、手順は以下ハツ江さんのセリフで。

「バターを電子レンジで20秒ほど溶かし、はちみつを加えて混ぜます。
ロールパンは、5mm幅に切りましょう。
耐熱皿にオーブン用の紙を敷き、ロールパンを並べ、はちみつバターを塗ります。
シナモンをかけて、ラップをせずに電子レンジへ。(約1分~1分半)
カリカリに出来上がったわ。翔太、お待ちどうさま!」



* * *


公園でたき火をしていたのは老人会の皆さんかしら?
知り合いじゃなきゃ、いきなり焼き芋渡さないよね・・・?
なんだかそんな細かいことが気になってしまいました。

電子レンジで蒸しパンとかプリンとか、
そういうのを期待していたので・・・くるみもちが出てきてびっくりしました。

今月はレビューが遅くなってすみませんでした。
なんというか・・・とし子さんのいわゆる「とし子っぷり」がどうも許せなくて、
書く気になれなかったというのが本音でして・・・。
「もうちょっとどうにかならんのか?」。そう言わずにいられない。


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*2021年3月12日 テーマの変更を行いました。

【本日のお品書き】
 1.きゅうりとパプリカのピクルス
 2.にんじんとうずら卵のカレーピクルス



お待たせしました!10月分の放送の第7回目です。
(1週間記事が遅くなりました・・・ごめんなさい。)


電子番組表にはこんな感じの説明がありました。

今回はピクルスづくりを紹介する。
野菜とピクルス液を耐熱容器に入れて電子レンジにかけ、あとは半日冷蔵庫で冷やすだけのお手軽レシピ。
ストックしておけば、朝食やお弁当のおかずにも大活躍する、お役立ちメニューだ。
カリッとした歯応えと、爽やかな酸味が魅力の「きゅうりとパプリカのピクルス」や、
おかずにもなる「にんじんとうずら卵のカレーピクルス」をつくる。



* * *


「半日で完成!簡単ピクルス」

「電子レンジが意外な力を発揮するのが、ピクルス作り。
常備菜としてストックしておけばお弁当のおかずにも役立つわよ。」



* * *


「週末は家族でハイキングに行くの。
今からピクルスを作っておけば、当日のお弁当にもバッチリねー」
ハツ江さん、台所でニッコリVサイン!



* * *

1.きゅうりとパプリカのピクルス

材料(作りやすい分量)
きゅうり 2本(200g)
塩 小さじ2
パプリカ(赤) 1/2個(100g)

ピクルス液
 酢(または、白ワインビネガー) カップ1/3
 水 カップ1/4
 砂糖 大さじ3
 塩 小さじ1
 赤唐辛子(種を除く) 1本分
 ローリエ 1枚



・きゅうり(2本)は、まな板に並べて塩を振り、手で軽く押しながら転がす。
こうすると、クセが出にくくなり、味もよくなじむ。
その後、水でサッと洗ってから、大きめの乱切りに切る。

・パプリカ(1/2個)は、へたとタネを除き、縦3等分に切って、一口大の三角形に切る。

・ピクルス液を作る。
耐熱ボウルに、 酢(カップ1/3)、水(カップ1/4)、砂糖(大さじ3)、塩(小さじ1)、
赤唐辛子(1本分)、ローリエ(1枚)を入れ、よく混ぜ合わせる。

・きゅうりとパプリカを加え、全体に混ぜてピクルス液をからめる。

・ラップをふんわりかけて、電子レンジで3分間かける。


* * *

「ハツ江の電子レンジ講座」

またまた、セクシー教師風ハツ江さんが登場です。


「ピクルスは漬物の一種なのに、なぜ電子レンジで温めるのでしょうか?
・・・それは、電子レンジが食材に含まれる水分を引き出す働きがあるからなの。
水分が出ると、入れ替わるようにピクルス液が食材の中にしみ込んで、中まで味が染み渡るのよ。」



* * *


「ここから、ヤッホーって叫んでごらんなさい。やまびこが聞こえてくるわよ」
ハツ江さんはいつもの割烹着姿ですが、今日はハイキングのようです。
「ヤッホー」
「グー」
「・・・あら?おかしなやまびこ。・・・え?お腹すいちゃったって?」
返ってきたのは、とし子のお腹が鳴る音でした。



* * *

手順の続きです。

・電子レンジから取り出したら、スプーンで底からすくって上下を返して混ぜる。

・粗熱を取り、ラップをかけて冷蔵庫に3~6時間冷やす。


「冷やすことで、カリっとした歯ごたえが蘇りました。
さわやかな酸味にまろやかな甘みもなじみ、後を引く美味しさよ。」



・ピクルスは冷やしておけば保存ができる。
密封容器に移して、粗熱を取る。
ふたをして、冷蔵庫で2週間ほど保存できる。
容器は、酸に強い「ステンレス製」、「ガラス製」、「ホウロウ製」がおすすめ。


* * *


「お弁当は野菜不足になりがちだけど、
ピクルスがあるだけで簡単に野菜も持ってこられるわね。」
お弁当が待ちきれない様子のとし子たち。
「翔太、こっちはカレーピクルスよ。たくさん食べなさい」
ハツ江さんがウインクして取り出したのがこちら↓



* * *


2.にんじんとうずら卵のカレーピクルス

材料(作りやすい分量)
にんじん(大) 1本(200g)
うずら卵の水煮(缶詰) 8個

ピクルス液
 酢(または、白ワインビネガー) カップ1/3
 水 カップ1/4
 砂糖 大さじ3
 塩 小さじ1
 カレー粉 小さじ1



簡単な説明だったので、手順は以下ハツ江さんのセリフで。

「カレーピクルスも簡単にできますよ。
にんじんはよく洗い、皮付きのまま1cm幅の棒状に、うずら卵の水煮は汁をきっておきます。
耐熱ボウルに、酢、砂糖、カレー粉など、ピクルス液の材料を合わせ、よく混ぜて溶かしておくのよ。
にんじんを入れ、混ぜて、ピクルス液をからめましょう。
ラップをふんわりとかけ、電子レンジに3分ほどかけます。
その後熱いうちにうずら卵を加えて、よく混ぜてね。熱いうちなら味がなじむわよ。
よく冷やしてから召し上がれ。こちらはカレー風味だから、おかず感覚でいただけるわよ。」



* * *


「家族で」とのことですが・・・やっぱりとし子の夫、真がいません。
忙しい旦那さんだなぁ。


あさりとえびのワイン蒸しの時も言っていましたが、
皮に包まれた食材を電子レンジにかけると破裂しやすいので、
うずら卵の水煮は電子レンジで加熱せず、後から混ぜるのですね。

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*2021年3月12日 テーマの変更を行いました。

【本日のお品書き】
 1.豚肉とじゃがいものクリーム煮
 2.チリコンカン



お待たせしました!10月分の放送の第6回目です。
(1週間記事が遅くなりました・・・ごめんなさい。)


電子番組表にはこんな感じの説明がありました。

今回は洋風の煮込み料理を紹介する。
肉や野菜をコトコト長時間煮ることでうまみを引き出す煮込み料理も、電子レンジなら、かける時間も10分以内でOK。
体が温まるおいしい煮込み料理が出来上がる。
じゃがいもの自然なとろみを生かして作る「豚肉とじゃがいものクリーム煮」や、
ピリ辛の味付けがアクセントのお手軽な「チリコンカン」を作る。



* * *


「ササッと手軽に煮込み料理」

「長時間コトコト煮てうまみを引き出す煮込み料理。これからの季節、嬉しいわね。
でも、電子レンジなら10分以内でOKなの。ぜひお試しあれ。」



* * *


「朝晩だんだん冷えるようになってきたわ。
そろそろクリーム煮なんかいいわねぇ。」
縁側を水拭き掃除中のハツ江さん。
外からプチが帰ってきて、「にゃーん」と言ってちゃぶ台の下へもぐりこみます。
「まぁプチ、こたつが欲しくなったの?でもちょっと早いんじゃなーい?」



* * *


1.豚肉とじゃがいものクリーム煮

材料(2人分)
豚肩ロース肉(豚カツ用) 2枚(250g)
塩・こしょう 各少々
ねぎ 1/2本(50g)
じゃがいも 1個(150g)
 生クリーム カップ1/2
 塩 小さじ1/2
粒マスタード 大さじ1


・豚肩ロース肉(2枚)は1枚を6等分に切り、塩こしょう(各少々)をふって全体にまぶす。

・ねぎ(1/2本)は斜め薄切りにする。

・じゃがいも(1個)は、皮をよく洗い、皮つきのまま2cm角に切る。

・耐熱皿にじゃがいもを入れて広げる。
じゃがいもは水にさらさずに調理すると、でんぷんの働きで自然にとろみがつく。

・上にねぎを広げてのせ、耐熱皿のふちにそって豚肉を並べる。

・生クリーム(カップ1/2)と、塩(小さじ1/2)を、あらかじめよく混ぜ合わせてから
豚肉の上に回しかける。

・ラップをふんわりとかけ、電子レンジに8分間かける。


* * *


「ハツ江の電子レンジ講座」

今月の2回目の放送『えのきだけの豚バラ巻き』と同じく、いきなり始まりました(苦笑)。
超カッコイイ、セクシー教師風ハツ江さんが登場!
髪型だけはいつも通りですが、今日も白シャツ、黒タイトスカート、黒タイツ、手には差し棒、インテリ眼鏡・・・ステキ!


「電子レンジ調理では、同じ煮物でも、ラップをかける時とかけない時があります。
ラップをふんわりかけると、食材の水分の蒸発は少なめです。
一方、ラップをせずに電子レンジにかけると、水分は蒸発し、煮詰まったような仕上がりになります。
汁も味わいたいときはラップをかけ
水分を飛ばしたいときはラップをかけずに調理するのよ。」



* * *


ピッ!
ジャンプして電子レンジのスタートボタンを押すハツ江さん。
「火でコトコト煮込むのもいいけど、電子レンジならすぐできちゃうわ。
プチにもわけてあげたいけど、あなた猫舌だから・・・クリーム煮の代わりに、ミルクでいいわね?」
横でにゃーんと鳴くプチにウインク!



* * *

手順の続きです。 

・電子レンジにかけたら、粒マスタード(大さじ1)を加え、スプーンで底からすくって上下を返します。
とろみがつくまでよく混ぜる。

・新しいラップをぴっちりとかけ、約5分間ほど置いてよく蒸らす。

「厚みのある豚肉も、電子レンジなら中までしっかり温まるの。
じゃがいもの自然なとろみで作るクリーム煮、温かいうちにどうぞ。」



* * *


「あったかいクリーム煮で子供たちは大喜び。」
いつものように(?)、ハツ江さんの料理を、とし子・あかね・翔太が食べているところに・・・
「あら、お隣の伊守さん。美味しい香りがして思わず来ちゃったって?」
こちらもいつものように(苦笑)、お腹を空かせた伊守さんがやってきます。
「どうぞ、召し上がっていって!」



* * *


2.チリコンカン

材料(2人分)
大豆の水煮(缶詰) 100g

合いびき肉 150g
たまねぎ 1/4個(50g) (みじんぎり)
にんにく 1かけ (みじんぎり)
小麦粉 大さじ2

トマトの水煮(缶詰/ホールタイプ) 1缶(400g)
中濃ソース 大さじ2
塩 小さじ2/3
一味とうがらし 小さじ1/4



簡単な説明だったので、手順は以下ハツ江さんのセリフで。

「人気のチリコンカンも、電子レンジで美味しく出来るわよ。
大豆の水煮は、汁を切っておいてちょうだいね。
耐熱ボウルに、ひき肉、玉ねぎなどを入れ、よく混ぜて、
スプーンの背でボウルの内側に均等に広げ、側面にも貼りつけます。
トマトの水煮など、ソースの材料を混ぜ合わせてからボウルに入れ、大豆をのせます。
今度は、汁を飛ばしたいので、ラップをかけずに電子レンジへ。(約8分間)
その後、泡だて器でひき肉を崩しながら混ぜましょう。
大豆とトマトの水煮を使って、お手頃なチリコンカン。
ちょっぴりスパイシーだから、ビールにも合いそうね。」



* * *


猫のプチがかわいい!
外から帰って家の中に入るときに、
縁側に置いてある足ふきマット(おそらくプチ専用)でちゃんと足の裏を拭いてから家の中に入っていきました。

伊守さんのシャツの柄が毎回楽しみなのですが、今回はよく分からなかったー!残念。
絵柄の下に何か一言書いてあるのですが、どちらも分からず・・・。
(ケチってLPモードで録画してるのがいけないんですけどね。)

「豚肉とじゃがいものクリーム煮」の手順の際、
映画「かもめ食堂」で使われていた曲がBGMで流れていました。
初見では気づかなかったので、なんだかすごく嬉しい!
普段レビューにばかり気を取られて、こういうのに気づく余裕がなかったなぁ・・・。

電子レンジでワザありおかず NHK「きょうの料理ビギナーズ」ハンドブック - 高木 ハツ江, 小田 真規子
電子レンジでワザありおかず NHK「きょうの料理ビギナーズ」ハンドブック - 高木 ハツ江, 小田 真規子

*2021年3月12日 テーマの変更を行いました。

【本日のお品書き】
 1.マーボー豆腐
 2.チンジャオロースー



お待たせしました!10月分の放送の第5回目です。
(1週間記事が遅くなりました・・・ごめんなさい。)


電子番組表にはこんな感じの説明がありました。

今回は、強い火力が必要と思われがちな中国風のおかずを、電子レンジで作る方法を紹介する。
耐熱容器に材料を入れる順番や、電子レンジから取り出したあとの仕上げといった、
ちょっとしたコツをマスターするだけで、人気の中国風おかずが、おいしく仕上がる。
電子レンジに1回かけるだけの「マーボー豆腐」や、
牛肉とピーマンの歯応えがおいしい「チンジャオロースー」を作る。



* * *


「マーボー豆腐もレンジで簡単!」

「火力が必要な中国料理も、電子レンジならあっという間。
中華鍋を使わなくてもマーボー豆腐が美味しく出来るのよ。」



* * *


「今年の秋はスポーツをするんだ!って、とし子がジョギングを始めたんだけど・・・」
公園を歩くハツ江さん。ピンクのジャージを着てジョギング(?)するとし子。
「それにしても遅ーい。翔太はもう2周目よー」
ハツ江さんの歩くスピードと変わらないので、もうジョギングじゃないですね(苦笑)。
元気な翔太があっという間に抜かしていきます。



* * *

1.マーボー豆腐

材料(2人分)
木綿豆腐 1丁(300g)
豚ひき肉 100g
ねぎ 1/2本(50g)
しょうが 1/2かけ
 みそ 大さじ2
 しょうゆ 小さじ2
 酒 小さじ2
 砂糖 小さじ2
 豆板醤(トウバンジャン) 小さじ1/2
 片栗粉 小さじ2



・まな板にペーパータオルをひいて、木綿豆腐(1丁)(300g)をのせ、2cm角に切る。

・ねぎ(1/2本)(50g)はみじん切りに、
しょうが(1/2かけ)は皮を薄くむき、みじん切りにする。

・耐熱ボウルに、豚ひき肉(100g)、ねぎ、しょうがを入れ、
続いて、みそ(大さじ2)、しょうゆ(小さじ2)、酒(小さじ2)、砂糖(小さじ2)、豆板醤(小さじ1/2)を順に入れる。

・片栗粉(小さじ2)を加えて混ぜる。(これがマーボー豆腐のとろみの素になる。)
スプーンの背で耐熱ボウルの内側に均等に広げ、ボウルの側面にも貼りつけておく。

・豆腐をボウルの真ん中に入れる。こうすることで全体がバランスよく温まる。
ラップをふんわりかけて、電子レンジで約7分。


* * *


家に帰って、とし子は居間でぐったりしています。
「・・・もうジョギングやめちゃったの?やっぱり向いてないから違うスポーツにしたいって?
いったい何を始める気かしら・・・?」
とし子はハツ江さんと一緒にやってきた猫のプチを、いきなり持ち上げ始めます。
「え?それ、重量挙げのつもり?」
カッコよく持ち上げた瞬間、プチに顔を引っ掻かれ逃げられてしまいました。



* * *

手順の続きです。

・温めたらラップを外し、スプーンでまわりのひき肉を崩しながら、汁と混ぜる。
先に混ぜた片栗粉が、食材から出た水分や調味料に溶けて、
また混ぜることで全体の温度が下がり、次第にとろみが出る。


「さっ、これで出来上がり。
一回電子レンジにかけるだけで、ひき肉も豆腐もちょうどよく温まるの。
お豆腐もプルプルでふっくらできましたよ。」



* * *


「スポーツの後はご飯がおいしいって?
だからってそんなに食べたらちっとも痩せないわよ。」
子供たちと一緒にご飯を食べています。
ガツガツ食べるとし子。ご飯のおかわりをハツ江さんに言いますが
「おかわりは子供たちだけですよ」と言われてしまいます。
そこで、(なぜ、どこに隠していたか分かりませんが)プリンを取り出すとし子でしたが・・・
「もちろん、おやつも禁止です!」とハツ江さんに取り上げられてしまいました。



* * *


2.チンジャオロースー

材料(2人分)
牛肉(焼肉用) 150g
 オイスターソース 小さじ2
 しょうゆ 小さじ2
 砂糖 小さじ1
 片栗粉 小さじ1
ピーマン 3個
生しいたけ 4枚(60g)
しょうが 1/2かけ
ねぎ 1/5本(20g)


簡単な説明だったので、手順は以下ハツ江さんのセリフで。


「チンジャオロースーも電子レンジで。
牛肉は1cm幅に切ってボウルに入れ、オイスターソースなど下味の材料を加えます。
片栗粉もここで加えてもみ込んでおくのよ。
ピーマンは5mm幅の千切り、しいたけは薄切りに。ねぎとしょうがはみじん切りにしていてちょうだいね。
耐熱皿に、ピーマン、しいたけ、ねぎ、しょうがを入れ、縁にそって牛肉を入れます。
ふんわりラップをかけて、電子レンジで4分ほど。取り出したらよく混ぜてね。
牛肉は柔らかく、ピーマンはシャキッとして色鮮やかなまま。
炒めるよりも簡単で本格的な味なのよ。」



* * *


マーボー豆腐のとろみは、
一般的には水溶き片栗粉を仕上げに加えるもの。

電子レンジ調理の場合、ひき肉に直接片栗粉を混ぜる。

下味段階で片栗粉を加えることと、加熱後に混ぜ合わせることで、
食材から出た水分や調味料と片栗粉が混ざり、とろみがつくという仕組み。

(ちなみにエビチリでも応用可能。この場合はエビに直接片栗粉を混ぜる。

フライパンで作る本格的マーボー豆腐は先月やったので、もしよければこちらも参考に。
 → 大豆製品を味わいつくす (その5)  【マーボー豆腐】


プリン、子供たちの分もあるのかしら?
なんでご飯の時にわざわざ外に出していたのかしら?
なんだかよく分かりませんねぇ。
ハツ江さん、もっと厳しくしたほうがいいですよ!
おかず力アップ! 豆腐・厚揚げ・油揚げ NHK「きょうの料理ビギナーズ」ABCブック - NHK出版
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*2021年3月12日 テーマの変更を行いました。

【本日のお品書き】
 1.あさりとえびのワイン蒸し
 2.豚肉と長芋の中国風蒸し



お待たせしました!10月分の放送の第4回目です。
(少し記事が遅くなりました。ごめんなさい・・・)


電子番組表にはこんな感じの説明がありました。

今回は電子レンジが得意とする、蒸し料理を紹介する。
うまみたっぷりの肉や魚介に、色とりどりの野菜を組み合わせれば、バランスのよいメニューが出来上がる。
魚介を殻付きのまま蒸すことで、身をふっくらと仕上げる「あさりとえびのワイン蒸し」や、
甘辛いみそ味の豚肉と、あっさり味の長芋のハーモニーが楽しめる「豚肉と長芋の中国風蒸し」などを作る。


* * *


「うまみたっぷり ふっくら蒸し料理」

「電子レンジは蒸し料理が得意なの。
蒸し器がなくても、うまみたっぷり、ふっくら美味しい料理が出来ちゃうのよ。」



* * *


「今日はとし子がお友達を招いて‘女子会’を開くって。
いったいどんな料理を出すのかしらー?」
居間でくつろぐハツ江さん。寝転びながらフラダンス?の本を読んでいる所に電話が。
「・・・あらとし子?・・・え?ご馳走するから手伝いに来てくれって?」
ハツ江さん、表情を曇らせながら「・・・なんだか嫌な予感・・・」とつぶやきます。



* * *


1.あさりとえびのワイン蒸し

材料(2人分)
あさり(殻つき) 200g
水 カップ1
塩 小さじ1
えび(無頭/殻つき) 6匹(120g)
ミニトマト 6個(70g)

塩 小さじ1/2
白ワイン 大さじ1
にんにく(みじんぎり) 1かけ分
オリーブ油 大さじ1

クレソン 適量



「まずは、あさりの砂出しから」


・バッドに、水(カップ1)と、塩(小さじ1)を入れて混ぜ、あさり(殻つき 200g)を並べる。
新聞紙などをかぶせて暗くすると砂を出しやすい。
冷蔵庫に30分以上入れて、砂を出す。
その後、塩水を切り、真水の中で殻をこすり合わせて洗う。

・えび(無頭/殻つき)(6匹 120g)も、水で洗い、
殻つきのまま背に切り目を入れて、調理しやすくなるようにする。

・ミニトマト(6個 70g)は、ヘタを除き、横半分に切る。


ミニトマトのような、皮に包まれた食材を電子レンジにかけると破裂しやすいので注意!
これは、温められることによって、内部の圧力が上がってしまうため。
ミニトマトなどは必ず切って調理し、生卵やゆで卵の電子レンジ調理は避けましょう。



・耐熱皿のふちにそってあさりを並べ、中央にえびを入れる。
隙間に切ったミニトマトを置く。

・塩(小さじ1/2)、白ワイン(大さじ1)、にんにく(みじんぎり)(1かけ分)、オリーブ油(大さじ1)をかける。

・ラップをふんわりかけて、電子レンジで約4分間加熱する。


* * *


「案の定全部作らせるつもりだったのね。」
とし子の家についたハツ江さん。
両手に食材を次々に載せていきます。
「何なに?おしゃれな料理でもてなしたいって?」
腕を組んで偉そうに要望を伝えるとし子。 (とっても腹立つわー)
「なんにもしない癖に要望が多いんだから。・・・仕方ないわ、とっておきのレンジ蒸し、超特急で作ってあげる」



* * *


調理の続きです。

・温めたらラップを外し、クレソン(適量)を加える。

・スプーンと菜箸で上下を返し、全体を混ぜて味をなじませる。


「えびもあさりも殻つきのまま蒸したので身がふっくら。
旨味たっぷりの蒸し汁を全体にからめて召し上がってね」



* * *


「あら、女子会って小田さんとだったのね。」
リビングにいたのは、近所に住む料理上手の小田さんでした。(先月・今月の料理監修の先生ですよ)
テーブルには小田さん持参の料理とワインが。
「さすが小田さん、美味しそうな料理を持ってきてくださったわ!
・・・これ、電子レンジですぐにできるって?あら、私も作ってみたいわ」



* * *


2.豚肉と長芋の中国風蒸し

材料(2人分)
豚肩ロース肉(薄切り) 150g
 しょうゆ 大さじ1
 甜麺醤(テンメンジャン) 大さじ2
 豆板醤(トウバンジャン) 小さじ1/4
 片栗粉 大さじ1
 ごま油 小さじ1

長芋 10cm(150g)


簡単な説明だったので、手順は以下ハツ江さんのセリフで。


「電子レンジで、お肉の蒸し料理もできるわよ。
豚肉は、甜麺醤、豆板醤など下味の材料を加えてもみ込んでね。
長芋は皮をむき、1cm幅に切ります。
耐熱皿に、豚肉と長芋を重ねるように交互に並べます。
ラップをふんわりかけ、電子レンジで5分ほど。
甘辛いみそ味の豚肉と、シャキシャキ感が残る長芋。
一緒に食べると美味しさが広がりますよ。」



* * *


今日のポイントも、レンジ調理について。
ミニトマトのような皮に包まれた食材は、必ず切ってから調理しましょう。
また、生卵やゆで卵の電子レンジ調理は避けましょう。

前回のハンバーグのトマト煮込みの時に使ったミニトマトも切ってましたね。

それから、上下を返して味をなじませるのもポイント。
混ぜることが味の決め手になりますよ。


女子会の相手が小田さんで本当に良かった。
もしこれがあかねや翔太のママ友とかだったら、ハツ江さんが作ったものを「私が作った」とか言いそうで。
最近のとし子はねぇ・・・ちょっとアレよねぇ。
日本の子育て中のママさんで、こんな甘ったれた人はいないでしょうし、
もうちょっとどうにかならないかしらねぇ?

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*2021年3月12日 テーマの変更を行いました。

【本日のお品書き】
 1.つくねのレンジ照り焼き
 2.ハンバーグのトマト煮込み



お待たせしました!10月分の放送の第3回目です。
(少し記事が遅くなりました。ごめんなさい・・・)


電子番組表にはこんな感じの説明がありました。

今回は人気のひき肉おかずを電子レンジで上手に作る方法を紹介する。
電子レンジなら、食材を中から温めるので、仕上がりは柔らか&ジューシー。
「外が焦げて中が生」という、ありがちな失敗も防ぐことができる。
しいたけとねぎがたっぷり入った「つくねのレンジ照り焼き」や、
短時間の調理なのに、じっくり煮込んだようなおいしさが味わえる「ハンバーグのトマト煮込み」を作る。


* * *


「つくねもハンバーグも レンジにおまかせ!」

「つくねやハンバーグといった、ひき肉おかずも、電子レンジで短時間にできちゃうの。
中までよく温まり、柔らかくジューシーになる秘訣、ご紹介しましょう。」



* * *


「だんだん秋が深まってきましたね。」
ハツ江さん、ただ今ほうきを持って掃除中。翔太と一緒です。
「秋深き 隣は何を する人ぞ・・・翔太、この俳句はね・・・」と説明する前に
翔太は走って行ってしまいました。
「あら、本当にお隣さんを見に行っちゃったわ・・・」



* * *


1.つくねのレンジ照り焼き

材料(2人分)
つくねのタネ
 鶏ひき肉 200g
 生しいたけ 2枚(30g)
 ねぎ 1/2本(50g)
 小麦粉 大さじ1
 塩 小さじ1/4

たれ
 しょうゆ 大さじ1と1/2
 砂糖 大さじ1
 すりごま(白) 大さじ1

貝割れ菜 適量



・生しいたけ(2枚 30g)は、根元の部分を切り落とし、みじんぎりにする。

・ねぎ(1/2本 50g)も、みじん切りにする。

・ボウルに、鶏ひき肉(200g)、切ったしいたけとねぎ、
小麦粉(大さじ1)、塩(小さじ1/4)を入れ、手で大きく握るようにして混ぜる。
材料が混ざってきたら、円を描くように手で回しながら、粘りが出るまでよく混ぜる。

・出来上がったタネを4等分にしてまるめ、平らにして、1cmほどの厚さの小判形に整える。

・耐熱皿に、バランスよく温まるようにふちにそって並べる。

・しょうゆ(大さじ1と1/2)、砂糖(大さじ1)、すりごま(白 大さじ1)をよく混ぜ合わせ、たれを作り、
タネの上に均等にかける。

・ふんわりラップをかけて、電子レンジで5分ほどかける。


* * *


「伊守さんが俳句を詠んでたって?」
翔太がお隣の伊守さんの家から帰ってきて、早速ハツ江さんに報告しています。
「柿食いたい 腹が鳴るなり 法隆寺・・・?
お腹すいたのね?つくね料理、ごちそうしちゃいましょう。」



* * *


「電子レンジ料理は、実は取り出してからが大切なの。
取り出したばかりは、温まっていても味がしっかりなじんでいません。
余熱を生かして、耐熱皿に残っている汁を、上下を返しながらからめるのよ。
次第に味がなじみ、艶やとろみが出るの。ここまでやって、料理の完成なの。
取り出してからの一手間が大事なのよ。」



手順の続き(というか仕上げ)です。

・たれをからめたつくねと、貝割れ菜をお皿に盛って、出来上がり。

「しいたけとねぎがたーっぷり入った、風味の良いつくね。
電子レンジなら、大きめに作ってもふっくら蒸しあがりますよ。」



* * *


つくねが出来て、伊守さんもやって来ました。
翔太におんぶされてます。ハツ江さんに手を軽く上げて挨拶しているのがもう弱弱しい(苦笑)。
「伊守さん、天高く 馬肥ゆる秋 って言うじゃない?
お仕事も大切だけど、たくさん食べて、体力もつけてちょうだいね。」
部屋の隅からごろごろ転がってやってきたとし子には
「とし子、あんたはこれ以上肥えないで頂戴ね。」と一言。



* * *


2.ハンバーグのトマト煮込み

材料(2人分)
合いびき肉 250g
たまねぎ 1/4個(50g)
パン粉 カップ1/4
塩 小さじ1/3
こしょう・ナツメグ 各少々

小麦粉 小さじ2
ミニトマト 10個(130g)

トマトケチャップ 大さじ3
中濃ソース 大さじ1
粒マスタード 大さじ1



簡単な説明だったので、手順は以下ハツ江さんのセリフで。


「電子レンジで煮込みハンバーグもできますよ。
たねの作り方は、普段のハンバーグも一緒。
小麦粉をまぶし、軽くはたいて薄くつけるとソースにとろみが出ますよ。
耐熱皿に並べ、たねの中央を軽く窪ませておくと、ちゃんと中まで温まるわよ。
切ったミニトマトは、耐熱皿の空いたところに入れましょう。
ケチャップやソース、マスタードを混ぜ合わせてから、ハンバーグのたねの上にのせてね。
ふんわりラップをかけて、電子レンジで8分ほど。
その後、ソースを一度絡めてから、ラップをぴっちりかけて蒸らします。
混ぜて蒸らして、じっくり煮込んだような美味しさに。
焦げずにふっくらの、電子レンジのハンバーグ。
これでバッチグーね。」



* * *


今日のポイントは、加熱した後の一手間。
「上下を返しながら汁をからめる」ことで、具材に味がなじんだり、ソースにも艶やとろみが出ますよ。

7月にハンバーグの放送があったので、もしよければこちらもどうぞ
 → ジューシーハンバーグ

徹底活用!電子レンジスピードおかず集 (別冊NHKきょうの料理) - 日本放送協会
徹底活用!電子レンジスピードおかず集 (別冊NHKきょうの料理) - 日本放送協会

*2021年3月12日 テーマの変更を行いました。

【本日のお品書き】
 1.えのきだけの豚バラ巻き
 2.長芋の牛肉巻き



お待たせしました!10月分の放送の第2回です。
(少し記事が遅くなりました。ごめんなさい・・・)


電子番組表にはこんな感じの説明がありました。

今回は、電子レンジが得意とする「肉巻き料理」を紹介する。
途中で転がす必要がないので、肉が崩れにくく、キレイに出来上がるのもうれしい。
また、切り口の模様がキレイなので、お弁当のおかずにもピッタリ。
豚バラ肉のうまみが、えのきだけになじむ「えのきだけの豚バラ巻き」や、
柔らかな牛肉とシャキシャキの長芋の食感のコントラストが楽しい「長芋の牛肉巻き」などを作る。


* * *

「巻いて並べて 簡単!肉巻き料理」

「電子レンジは、肉巻き料理が得意なの。
途中で転がさないから崩れにくく、出来上がりもきれいなのよ。」



* * *


リビングで雑誌を読んでいるハツ江さんのところに、電話がかかってきました。
とし子の夫、真からでした。
「真さん?・・・とし子がなかなか起きないって?
朝ごはんもないし、お弁当もないの?」
身支度した真、あかねと翔太が食卓で困っている姿を想像したハツ江さん。
「・・・分かったわ!それなら私がお弁当用に、肉巻きおかずを作ってあげるわ!」
どうやらお弁当(と朝ごはん)を作りに行くみたいです。



* * *


1.えのきだけの豚バラ巻き

材料(2人分)
豚バラ肉(薄切り) 6枚(120g)
えのきだけ 1袋(100g)
青じそ 8枚(肉巻用で6枚、盛り付け用に2枚)
小麦粉 大さじ1
酒 大さじ1
塩 小さじ1/3


・えのきだけ1袋(100g)は、根元を切り落としてほぐしておく。

・豚バラ肉(薄切り 6枚)は、まな板に1枚ずつ広げ、端に青じそ1枚と、6等分にしたえのきだけをのせる。
端から少し斜めに転がして、豚肉をらせん状に巻きつける。これを6本作る。

・小麦粉(大さじ1)を巻いた肉に振りかける。全体にまぶし、軽くたたいて薄くつける。

・続いて、耐熱皿のふちに沿って肉を並べていく。こうすることでバランスよく温まる。

・酒(大さじ1)と塩(小さじ1/3)をあらかじめよく混ぜ合わせてから、肉の上にかける。

・ラップはふんわり、電子レンジで5分ほどかける。


* * *


「真さんいってらっしゃい」
お弁当を持って出勤の真。ハツ江さんが手を振ってお見送りします。
「・・・とし子、まだ起きてないのかしら?」
とし子はどうしているかというと・・・リビング(かな?)のテレビの前で、ふとんにくるまってまだ寝てました。
「・・・もうじき冬眠の季節だからって?何言ってるの!」
そんな事を言うとし子の布団を転がして剥ぎ取り(苦笑)、
「起きたらあなたにも肉巻き料理を教えてあげるわ。さぁ、始めるわよ。」と一言。
とし子もやっと起きたようです。



* * *


「ハツ江の電子レンジ講座」

白シャツ、黒タイトスカート、黒タイツ、手には差し棒、眼鏡も変わり、
超カッコイイ教師風のハツ江さんがいきなり登場!
腕を組んでちょっと腰を横にやるハツ江さん、とってもセクシーです!!

「電子レンジで温められた耐熱容器は、高温になっています。
取り出す時は必ず、鍋つかみなどを使ってね。
オーブンミトンなら、手にしっかりなじみ、滑りにくいので、ビギナーにはお勧めよ。」

「それから、取り出した容器には、高温の蒸気が充満しています。
ラップを外す時は、一旦手前に引いて蒸気を逃してから外すと、手に蒸気が当たらずに外せますよ。」



* * *


手順の続きです。 (真さんはもう出勤していますが・・・?)

・ラップを外したら、菜箸で肉を転がして、耐熱皿に出た汁をからめる。

・お皿に残りの青じそを敷き、食べやすい大きさに切った肉を並べて、出来上がり。


「豚バラ肉のうまみがえのきだけになじんで、美味しさ倍増。
青じその風味が効いた、さっぱりしたおかずですよ。」



* * *


「ほーら、簡単にできたでしょう?
寝てばっかりいないで、あなたも料理に励みなさいね」
出来た肉巻きおかずを手に、ウキウキのとし子。
「明日は肉巻きおかずを真さんの弁当にするって?
・・・今日も持って行ったのに・・・」
「昨日と同じおかず?」と残念そうに言っているような真の顔を思い浮かべるハツ江さん。


* * *


2.長芋の牛肉巻き

材料(2人分)
牛肩ロース肉(薄切り) 6枚(120g)
長芋 10cm(150g)
小麦粉 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1
ごま油 小さじ1/2


簡単な説明だったので、手順は以下ハツ江さんのセリフで。

「じゃあ、明日はこれで。
長芋は10cmのながさに切ってから、5mm幅の棒状に。
牛肉を1枚ずつ広げ、長芋をのせて巻きつけます。牛肉を斜めにして、長芋全体を巻いてね。
小麦粉をまぶし、耐熱皿のふちに並べておきましょう。
調味料は、しょうゆ、みりん、ごま油をよく混ぜて、肉にかけます。
ラップをふんわりかけて、電子レンジで5分ほど。取り出したら、転がして汁をよくからめてね。
甘辛味がしみ込んだ、やわらかーい牛肉と、しゃきしゃきであっさりした長芋。
味も食感も抜群の組み合わせよ。」



* * *


今日のポイントは、温めた耐熱皿の扱い方。
温められた容器を取り出す時は必ず鍋つかみで。熱いですからねー。
ラップを外す時は、一度手前に引いてから。蒸気でやけどすることもあるので、これも必ず!

料理番組なのに、今日の放送は少々腹が立ってしまいました。
おそらく専業主婦、夫は優しくておそらく文句を言わない人、
いい子でそんなに手のかからなそうな子供さん2人いて、
具合が悪いわけではなく、お弁当も朝ごはんも作らずテレビの前で寝てるだなんて、おかしい!
いい年して、近所に住むお母さんに甘えて過ごして、何なの?
だらしなさすぎる。
そういう人が、ビギナー代表なのが、許せない。
あかねちゃんが「一生懸命料理覚えます!」的な感じの方が、絶対いいのに。


電子レンジでおかずが10倍―早い!おいしい!手軽! (別冊NHKきょうの料理)
電子レンジでおかずが10倍―早い!おいしい!手軽! (別冊NHKきょうの料理)

*2021年3月12日 テーマの変更を行いました。

【本日のお品書き】
 1.ひじきの煮物
 2.おからの煮物



待ちに待った10月分の放送の第1回です。


電子番組表にはこんな感じの説明がありました。

今週は電子レンジを活用するレシピを特集。
まずはしみじみと懐かしい「おふくろの味」を、電子レンジで上手に作る方法から。
手間ひまがかかる煮物も、電子レンジを使えば、あっという間。
上手なラップ使いをマスターすれば、じっくり煮込んだような奥深い味が満喫できる。
柔らかなひじきに甘辛味がしっかりしみ込んだ「ひじきの煮物」と、
おからのしっとりとやさしい味わいがうれしい「おからの煮物」を作る。



* * *


「しみじみしみ込む おふくろの味」

「柔らかくてよく味のしみた、ひじきの煮物。
実はこれ、電子レンジで作ったの。
電子レンジって、温めるだけじゃないのよ。」



* * *



「我が家の秘伝の味と言えば、ひじきやおからの煮物。
・・・とし子にもおふくろの味をちゃんと伝えていかなくちゃねぇ・・・でも・・・できるかしら・・・ふぅ・・・」
心配そうにつぶやくハツ江さんを、カーテンに隠れて見ていた娘のとし子。
むすーっとしています。



 * * *


「電子レンジ調理は、この位のサイズの耐熱皿とボウルを用意すると便利よ。」

耐熱皿→直径 約25cm
耐熱ボウル→直径 約20cm


 * * *


1.ひじきの煮物

材料(2人分)
ひじき(乾) 大さじ4(16g)
にんじん 1/3本(50g)
油揚げ 1枚(50g)

みりん 大さじ3
しょうゆ 大さじ2
ごま油 小さじ2



・まず、ひじき(乾燥 大さじ4)は水でさっと洗って水けを切り、たっぷりの水に入れ、20分ほど置く。

・油揚げ(1枚)はぬるま湯の中でもみ洗いをし、水けをしぼる。
横半分に切って、端から1cm幅に切る。

・にんじん(1/3本)は、せん切りにしておく。

・戻したひじきの水けを切り、耐熱皿に入れる。
さらに、切った油揚げ、にんじんを加えて混ぜ、平らに広げておく。

・みりん(大さじ3)、しょうゆ(大さじ2)、ごま油(小さじ2)は、
調味料を先に混ぜ合わせてから、ひじき全体にまわしかける。

* * *

「わたくしが子供のころは、母が毎日ひじきを煮てくれたわねぇ・・・」
ハツ江さん回想中・・・7歳のハツ江ちゃん、台所でお母さんにひじきの味見をさせてもらってニッコリ!
「それを自然と覚えたものだわ・・・」

・・・そして現在。
「とし子のために簡単なレシピにしたんだけど・・・ラップが上手く取れないって・・・あらまぁ。」


* * *


調理の続きです。


「レンジ調理で大切な役割をしてくれるのが、ラップ。
水分の蒸発を防ぎ、効率よく温まるのよ。」



・耐熱皿にラップをする。
ラップは温まると縮んでしまうので、あらかじめ余裕を持たせて、ふんわりかける。
両側に隙間を作っておく。

・このまま電子レンジ(600W)に6分ほどかける。

・底からすくうようにして上下を返し、手早く混ぜる。
その後、今度はラップを隙間なくぴっちりとかける。こうすると余熱で中まで温まり、味がよくしみ込む。
この状態で約10分間蒸らす。


「あとは、よく混ぜて器に盛れば、出来上がり。
電子レンジで作ったとは思えない、しっかりした味わいよ。」



 * * *


「あーら、あかねが煮物を覚えたいって?」
ハツ江さんの孫・あかねがエプロンをつけてやってきました。
ハツ江さん、感動!目を輝かせて言います。
「孫に料理を教えるのが夢だったのよ」
ハツ江さんとあかね、手を合わせてにっこり。
「あかねも電子レンジで始めるといいわねぇ。火を使わないから、とっても安心だわ」
・・・そこにやってきた、とし子。
体中ラップが絡みついて、いも虫みたいになってます。
「・・・とし子、まだラップに絡まっていたのね・・・」



 * * *


2.おからの煮物

材料(2人分)
おから 80g
ちくわ (小)2本
にんじん  1/3本(50g)
生しいたけ 2枚(30g)
卵 1個

しょうゆ 大さじ1
砂糖 大さじ1
ごま油 大さじ1
水 大さじ2




簡単な説明だったので、手順は以下ハツ江さんのセリフで。


「おからの煮物も、電子レンジでできますよ。
温まりやすいおからを一番下に入れ、焦げやすいちくわをその上に並べます。
いちょう切りにしたにんじん、薄切りにしたしいたけをかぶせるように入れてね。
しょうゆ、砂糖などの調味料は混ぜてから、全体にかけます。
ここからは、ふんわりラップで電子レンジにお任せ(600W)。
6分ほどかけたら卵を溶いて、熱いうちにまわしかけます。
こうするとパサつきにくくなるのよ。
あとは、ぴっちりラップで10分蒸らせばおからの煮物のできあがり。
最後に加えた卵のおかげで、おからがしっとりと仕上がったわ。」



 * * *


電子レンジ調理のポイントが色々と出てきましたね。
ラップの使い方は2通り。
温まると縮むので、ふんわりとかけるようにして加熱して、
ぴっちりとラップをかけて余熱で蒸らすことで、味をよくしみ込ませます。

ふんわりラップはかなり隙間がありました。
指1本入る感じではなく、握りこぶしくらい入れられそうな大きさの隙間です。

それから、ひじきの煮物のところで出てきた油揚げの油抜き。
先月やっていたのと同じやり方です。

ハツ江さん、料理好きの孫がいてよかった。
お皿にラップをかけようとしていも虫になっちゃうとし子はもう諦めた方が・・・(苦笑)。

電子レンジクッキング (NHKきょうの料理―新・ポケットシリーズ) - 日本放送出版協会
電子レンジクッキング (NHKきょうの料理―新・ポケットシリーズ) - 日本放送出版協会

*2021年3月12日 テーマの変更を行いました。

きょうの料理ビギナーズ
2012年10月は、 『レンジ上手は料理上手!』 です。


1週目(#1~#4)も、2週目(#5~#8)も、
電子レンジを活用するレシピの特集ですよ。


 * * *


#1 おふくろの味 (初回放送・2012年10月1日)
    ・ひじきの煮物 ・おからの煮物

#2 簡単!肉巻き料理 (初回放送・2012年10月2日)
    ・えのきだけの豚バラ巻き ・長芋の牛肉巻き

#3 レンジにおまかせ! (初回放送・2012年10月3日)
    ・つくねのレンジ照り焼き ・ハンバーグのトマト煮込み

#4 ふっくら蒸し料理 (初回放送・2012年10月4日)
    ・あさりとえびのワイン蒸し ・豚肉と長芋の中国風蒸し


#5 マーボー豆腐もレンジで (初回放送・2012年10月8日)
    ・マーボー豆腐 ・チンジャオロースー

#6  ササッと手軽に煮込み料理 (初回放送・2012年10月9日)
    ・豚肉とじゃがいものクリーム煮 ・チリコンカン

#7 半日で完成!簡単ピクルス (初回放送・2012年10月10日)
    ・きゅうりとパプリカのピクルス ・にんじんとうずら卵のカレーピクルス

#8 お手軽スイーツ (初回放送・2012年10月11日)
    ・くるみもち ・りんごのコンポート ・はちみつラスク


 * * *


今月は特定の食材ではなく、調理器具にスポットを当てた1か月。
節電を常に意識して過ごしていただけに、
「電子レンジかぁ・・・」と、ちょっと複雑な気分になったりします。すみません。
けど、技を覚えるのは決して無駄ではないし、
例えば#5のマーボー豆腐は先月やったマーボー豆腐とどう違うのか?とか、
比較するのも面白いかもしれないです。

今月もかわいいハツ江さんを堪能します!
あーおなかすいたっ!ヽ(`Д´)ノ
NHK きょうの料理ビギナーズ 2012年 10月号 [雑誌]
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*2021年3月12日 テーマの変更を行いました。

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