とび森で村長生活(仮)

「とびだせどうぶつの森」のプレイ記録です。 令和の時代に改めてこのゲームを楽しんでいきたいと思っています。

2012年12月

【本日のお品書き】
 1.栗きんとん
 2.あんず入りきんとん



2012年12月分の「年末年始のお祝い料理」、レビュー最終回です。
電子番組表にはこんな感じの説明がありました。

“お正月のおせち、1品ぐらいは手づくりしてみたい”と思っている料理ビギナーも多いはず。
そこで今週は、料理ビギナーのために、簡単なおせちのつくり方を特集する。
今回は、大人も子どもも大好きな「栗きんとん」。
フードプロセッサーを使った簡単なレシピを紹介。
また、干しあんずを使った「あんず入りきんとん」のつくり方も伝える。



* * *

「初めての手づくりおせち 大好き栗きんとん」


「栗きんとんは、おせちの中でもみんなが好きな人気メニューの一つですね。
ぜひ今年は手作りしてみませんか?」



* * *

1.栗きんとん

材料(つくりやすい分量)
さつまいも(金時・鳴戸金時など) 250g(皮をむいた正味で)
くりの甘露煮(市販) 8コ
くちなしの実 1コ
砂糖 120g
塩 少々
水あめ 大さじ2


・くりの甘露煮(市販/8コ)は、このままだとちょっと甘みが強いので、
小鍋にかぶる位の水を入れて中火にかけ、ひと煮立ちしたらざるに上げておく。

・くちなしの実(1コ)は、キッチンばさみで粗く刻み、
さらしか不織布のペーパータオルで包み、ひもで縛って口を閉じておく。

・さつまいも(皮をむいた正味250g)は、2cmの厚さに切り、
皮に近い部分は固いので、厚めに皮をむき、水に1分間ほどさらす。

・水を入れた鍋に、さつまいもとくちなしを入れて中火にかける。
煮立ったら弱火にし、さつまいもに竹串がスッと通る柔らかさになるまで、15~20分間ゆで、
ざるに上げて水けを切っておく。

・茹でたさつまいもがまだ温かいうちに、フードプロセッサで軽く撹拌する。

・砂糖の半量(60g)、塩(少々)を加えて、さらに撹拌する。

・ペースト状になったら、残りの砂糖(60g)、水(カップ1/4)を加え、なめらかになるまで撹拌する。

・鍋に移し、弱めの中火にかけて、木べらで練る。

・最後に水あめ(大さじ2)を加えて練り混ぜ、つやが出てきたら火を止め、
電子レンジで温めた栗を加えて混ぜ合わせれば、出来上がり。

「ほーら、美味しそうにできたわよ。
みんな大好き、栗きんとん。くれぐれも食べ過ぎにご注意ください。」



* * *


2.あんず入りきんとん

材料(つくりやすい分量)
干しあんず 50g
さつまいも(金時・鳴戸金時など) 150g(皮をむいた正味で)
水 カップ1
砂糖 120g
塩 少々
水あめ 大さじ2



簡単な説明だったので、手順は以下ハツ江さんのセリフで。

「栗の代わりにあんずを使うと、さわやかな甘みのきんとんになります。
あんずは小さく切っておきます。
1cm角に切ったさつまいもに水を加え、あんず、砂糖と塩を入れて中火にかけ、
煮立ったら弱火にして10分ほど煮ます。
煮あがったらざるに上げ、煮汁を分けておきます。
さつまいもとあんずは、フードプロセッサに入れて撹拌し、
ペースト状になったら、取っておいた煮汁を加えて、さらに撹拌します。
鍋に移して、弱めの中火にかけ、木べらで練り、水あめを加えて練り混ぜたら、出来上がり。
あんずの甘酸っぱい風味が新鮮な、あんず入りきんとん。
これもきっと人気メニューになりますよ。」



* * *

「さるかに合戦」の絵本を翔太に読み聞かせているハツ江さん。
知らない間に部屋の隅でとし子も聞いています。
昔から好きな話なんですって。
「サルの上にうすがどっしーん、ペシャンコになってしまいましたとさ・・・」という部分で、とし子号泣。
「あなた子供のころからいつもここで泣き出すわねぇ・・・」。

きんとん→豊かな1年を願って作られるという、縁起の良い料理。
鮮やかな色とつやを出すのがコツ。
くちなしの実は、そんな鮮やかな色になる重要アイテムなんですって。


2012年の記事は、ハツ江さん達の会話を細かく書き起こして、
セリフを楽しみつつレシピも載っている、という感じだったのが、
2013年以降に書いた記事は、レシピがメインで、セリフ部分を最後に簡単に書いてますね。

これは、ブログ立ち上げ当初は「ハツ江さんかわいい!大好き!」という気持ちで始めたからであって、
自分の中ではレシピはおまけだったのです。
それが、セリフを書き起こしていくうちに、ハツ江さんの娘・とし子がどうしようもなく許せなくなってしまい、
しまいには「子育てしながら必死に頑張っているお母さんはたくさんいるのに、
とし子は苦労もせずあんなに楽してて許せない」とか、
「ハツ江さんの子育ては失敗したのでは?」などと考えるようになる始末・・・(これはテレビ番組です)。

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*2021年3月12日 テーマの変更を行いました。

【本日のお品書き】
 1.だて巻き
 2.かきのだて巻き



2012年12月分の「年末年始のお祝い料理」、レビュー7回目です。
電子番組表にはこんな感じの説明がありました。

“お正月のおせち、1品ぐらいは手づくりしてみたい”と思っている料理ビギナーも多いはず。
そこで今週は、料理ビギナーのために、簡単なおせちのつくり方を特集する。
今回は「だて巻き」。
本来は白身魚のすり身を使うところを、はんぺんを使って、簡単においしく仕上げるコツを紹介する。
さらにアレンジとして、はんぺんの代わりに、かきを使う「かきのだて巻き」のつくり方も伝える。



* * *

「初めての手づくりおせち 簡単!だて巻き」


「だて巻きは、正月ならではの卵焼きですよね。
本来は白身魚のすり身で作りますが、はんぺんを使えば簡単にできますよ。」



* * *

1.だて巻き

材料(つくりやすい分量)
はんぺん 100g
卵 3コ
はちみつ 大さじ3
薄口しょうゆ 大さじ1/2
小麦粉 大さじ2
サラダ油 小さじ1


・はんぺん(100g)を、粗くちぎってフードプロセッサの中に入れて撹拌し、ペースト状にする。

・はちみつ(大さじ3)、薄口しょうゆ(大さじ1/2)、小麦粉(大さじ2)を加え、なめらかになるまで撹拌する。

・溶きほぐした卵(3コ)を、何回かに分けて加え、さらに撹拌し、だて巻きの生地を作る。

・卵焼き器にサラダ油(小さじ1)を入れて中火で熱し、生地を流し入れて全体に広げる。
アルミ箔を上からかぶせ、その上に金属製のバットなどをのせて、弱火で7分間ほど焼く。
*アルミ箔は燃えることがあるので、直火に当たらないよう十分注意すること。

・生地の下の面にしっかりと焼き色がついたら、上下を返す。
*バットが熱くなるので注意

・もう一度アルミ箔とバットをのせ、弱火で薄く色づくまで焼く。

・焼きあがったら、まだ熱いうちに焼き色が薄い方を上にして巻きすにのせ、手前からくるくると巻いていく。
巻き終わったら輪ゴムで止め、冷めるまで置いて形を落ちつかせる。

・巻き終わりが開かないように押さえながら、切り分けて出来上がり。

「はんぺんで作っただて巻き、簡単に作れるのでぜひおせちに加えてくださいね。」


* * *


2.かきのだて巻き

材料(つくりやすい分量)
かき(むき身) 100g
塩 少々
卵 3コ
生のり 20g
はちみつ 大さじ3
薄口しょうゆ 大さじ1/2
小麦粉 大さじ2
サラダ油 小さじ1



簡単な説明だったので、手順は以下ハツ江さんのセリフで。

「はんぺんの代わりに、かきを使ってもだて巻きができますよ。
塩水で洗ったかきは、ペーパータオルで水けを拭き取ります。
フードプロセッサで撹拌し、ペースト状にしたら、
はちみつ、薄口しょうゆ、小麦粉を加えてなめらかになるまで撹拌し、
最後に溶きほぐした卵を加え、生のりを加えて、さらに撹拌します。
はんぺんのだて巻きと同じように卵焼き器で焼いていきます。
あとは、普通のだて巻きと同じように巻きすで巻いて切り分けます。
かきとのりで、磯の風味満載のだて巻きが出来ました。
これもおすすめのレシピよ。」



* * *


だて巻きは2年前から作っています。
自分で作ると甘さが調節できるからいいんですよね。

放送のレシピ前後の部分、
卵のワナにかかって卵焼きの中に巻かれそうになったり、卵の国の女王様になったりと、
今日も「夢オチ」な話でした。
ハツ江さん、窓開けて寝ちゃ風邪ひくよー(苦笑)。

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*2021年3月12日 テーマの変更を行いました。

【本日のお品書き】
 1.煮しめ
 2.えびのつや煮



2012年12月分の「年末年始のお祝い料理」、レビュー6回目です。
電子番組表にはこんな感じの説明がありました。

“お正月のおせち、1品ぐらいは手づくりしてみたい”と思っている料理ビギナーも多いはず。
そこで今週は、料理ビギナーのために、簡単なおせちのつくり方を特集する。
今回取り上げるのは、おせちの主役の1つ「煮しめ」。
いつものおかずと同じ材料でできるので、ビギナーでも挑戦しやすいおせちの1つだ。
パサつかずに、やわらかく仕上げるコツを伝える。
また、縁起物のえびを使った、お正月向きの「えびのつや煮」も紹介する。



* * *

「初めての手づくりおせち 煮しめをつくろう」


「煮しめは、普段のおかずの材料で作れるおせちです。
はじめてのおせちに挑戦するならぴったりですよ。」



1.煮しめ

材料(つくりやすい分量)
里芋 4コ ←厚さをそろえて型で抜く。にんじん、こんにゃくも同様。 
にんじん 1と1/2本
こんにゃく 1枚
生しいたけ 8枚 ←八角形の形にしておく
ゆでたけのこ 150g ←同じくらいの大きさに切る
鶏もも肉 1枚(250g)
絹さや 4枚
塩 少々

煮干し 10g
水 カップ2と1/2

しょうゆ 大さじ4
みりん 大さじ4
砂糖 大さじ2強(20g)


・煮干し(10g)は、頭と内臓を取り除き、水(カップ2と1/2)に3時間~一晩ほど浸しておく。
だしが取れたら、煮干しは取り除いておく。

・里芋(4コ)は、洗って泥を落とし、皮をむいて縦半分に切り、厚さをそろえておく。

・絹さや(4枚)は、へたとすじを取り除き、塩(少々)を加えた熱湯にくぐらせて冷水に取る。

・鶏もも肉(1枚/250g)は、余分な脂肪を取り除き、一口大に切っておく。

・鍋に、里芋、にんじん、こんにゃく、ゆでたけのこを入れ、かぶる位の水を加えて火にかける。
煮立ったら弱火にして、3分間ほどゆでた後、生しいたけ(8枚)を入れてサッとゆで、
網じゃくしで野菜を冷水に移し、粗熱が取れたらざるに上げておく。

・同じ鍋で今度は鶏肉をゆでる。表面の色が変わったら、同じように冷水に取り、ざるにあげておく。

・鍋に野菜を入れ、煮干しのだし、しょうゆ(大さじ4)、みりん(大さじ4)、砂糖(大さじ2強/20g)を入れて中火にかけ、
落とし蓋かペーパータオルをのせて煮る。
煮立ったら弱火にしてあくを取り、さらに7分間ほど煮る。

・里芋に竹串がすーっと通る柔らかさになったら、鶏肉を加え、
煮汁が少し残るくらいまで、5分間ほど煮る。

・器に盛って、最後に絹さやを散らして出来上がり。


「鶏肉を後で加えるからパサつかず柔らか。型で抜いた野菜が楽しい煮しめです。
ぜひ頑張って作ってみてね。」



* * *


2.えびのつや煮

材料(つくりやすい分量)
えび(有頭/殻付き) 8匹

煮汁
 酒 カップ1
 みりん カップ1/2
 砂糖 100g
 しょうゆ 大さじ1と1/2

しょうが(薄切り) 10枚



簡単な説明だったので、手順は以下ハツ江さんのセリフで。

「縁起がいいとされる、えびのつや煮も作ってみましょう。
えびは、口の先端とひげを切り落とし、尻尾の先と足を取り除きます。
竹串で背わたも取りますよ。
酒とみりん、砂糖としょうゆを入れた鍋を中火にかけ、煮詰まって泡が大きくなったらえびを加えます。
背中が曲がるように形を整えてから、しょうがを加え、
落とし蓋かペーパータオルをかぶせ、3~4分ほど煮れば出来上がり。
簡単にできるえびのつや煮です。これも美味しいわよ。」



* * *


冷蔵庫の中身を確認しているハツ江さん。煮しめの材料はそろっているようです。
「まだお正月にはちょっと早いけど、予行練習に今日あたり作ってみましょうかね」。
あかねと翔太も手伝って、抜き型を使って、野菜を松竹梅の形に。
出来上がった煮しめを食べる3人。
猫のプチの形をしたにんじんが入っているのをハツ江さんが見つけ、あかねがニッコリ。
ネコ型ってあるのかな?
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*2021年3月12日 テーマの変更を行いました。

【本日のお品書き】
 1.数の子
 2.田作り



2012年12月分の「年末年始のお祝い料理」、レビュー5回目です。
今回からおせち料理!
電子番組表にはこんな感じの説明がありました。

“お正月のおせち、1品ぐらいは手づくりしてみたい”と思っている料理ビギナーも多いはず。
そこで今週は、料理ビギナーのために、簡単なおせちのつくり方を特集する。
まずは、元旦におとそと一緒にいただく「祝い肴(ざかな)」に挑戦。
定番の「数の子」と「田作り」を、複雑な手間を省いてシンプルに、おいしく仕上げるコツを紹介する。



* * *

「初めての手づくりおせち 祝い肴に挑戦!」


「今年はおせちに挑戦してみませんか?
ビギナーにもできる、でも本格的なおせちですよ。」



1.数の子

材料(つくりやすい分量)
塩数の子 5本(130g)
大根(すりおろす)の絞り汁 カップ1

水 カップ2と1/2
塩 小さじ1
酒 適量

漬け汁
 削り節 15g
 水 カップ1
 しょうゆ 大さじ2と2/3
 みりん 大さじ2と2/3


・塩数の子(5本/130g)は、はじめに表面の白い薄皮を取り除く。
包丁を寝かせ、そぐようにして4等分に切る。
(小さくしておけば早く漬かる。)

・切った数の子を、大根の絞り汁(カップ1)の中に入れ、1時間ほど浸して渋みを取る。

・水(カップ2と1/2)と、塩(小さじ1)を合わせて塩水を作り、数の子を入れる。
20分間隔で3回ほど塩水を変えながら、塩気を抜く。

・さらに、酒(適量)を入れたボウルに数の子を移し、軽く混ぜる(酒洗いする)。
酒洗いしたらざるに上げておく。

・漬け汁を作る。
鍋に、削り節(15g)、水(カップ1)、しょうゆ(大さじ2と2/3)、みりん(大さじ2と2/3)を入れて中火にかけ、
煮立ったら弱火にして1分間ほど煮出し、ペーパータオルを敷いたざるでこし、冷ましておく。

・ボウルに、酒で洗った数の子を入れ、浸る位の漬け汁を加えて1時間ほど下漬けする。

・1時間後、下漬けの漬け汁は捨てて、残りの漬け汁に数の子を入れ替え、1時間ほど漬ければ出来上がり。
保存期間は3日ほど。

「しっかり塩抜きをして、味を含ませた数の子は、プリプリのポリポリ!美味しいですよ。」


* * *


2.田作り

材料(作りやすい分量)
ごまめ 30g

煮汁
 酒 カップ1/2
 みりん カップ1/4
 しょうゆ 大さじ1
 砂糖 50g

七味とうがらし 適量
白ごま 適量


簡単な説明だったので、手順は以下ハツ江さんのセリフで。

「おせちの定番の田作りも簡単にできますよ。
まずは、ごまめを電子レンジに2分間ほどかけます。
鍋に、酒、みりん、しょうゆ、砂糖を入れて中火にかけ、
煮詰まって泡が大きくなったら、火を弱めてごまめを加えます。
汁をからめるようにして菜箸で混ぜ、冷めないうちに、七味とうがらしと白ごまを加え、サッと混ぜ合わせるだけ。
ごまめを電子レンジにかけるから、パリッとした食感。美味しい田作りです。」



* * *


数の子、田作り、黒豆は、「三つ肴(みつざかな)」と呼ばれるものの一例。
これさえあればお正月を迎えられる、と言われている。

渋みとり→塩抜き→酒洗い→下漬け→本漬け、と時間はかかるけど、
一つ一つの手順自体はそんな複雑ではないんですね。
意外に簡単でびっくり。

和食屋の野崎さんのお店でお酒を飲んでいるハツ江さん。
「おせちを作る」ということで、「情報交換しましょうよー」とメモを持って野崎さんに迫るハツ江さん。
勝手に厨房入っちゃダメでしょ(苦笑)。
(今週の料理監修の先生は、野崎洋光さん。)
ざこばの朝市 塩数の子 アラスカ産 特大 1kg お徳用 かずのこ
ざこばの朝市 塩数の子 アラスカ産 特大 1kg お徳用 かずのこ

*2021年3月12日 テーマの変更を行いました。

【本日のお品書き】
 1.たいのカルパッチョ
 2.かきのチャウダー



2012年12月分の「年末年始のお祝い料理」、レビュー4回目です。
電子番組表にはこんな感じの説明がありました。

今週は年末年始につくってみたい、洋風のお祝い料理を特集する。
今回取り上げるのは、この時期に出回るおいしい魚介類を使った料理。
「たいのカルパッチョ」は、簡単なのに華やかで、おもてなしにピッタリの一皿。
また、ホワイトソースをつくらなくてもできる「かきのチャウダー」も、ふっくらとしたかきのうまみが際立つ料理。
冬の海の幸を味わえるレシピを紹介する。



* * *

「海の幸でおもてなし」


「年の瀬も近づくと、美味しい魚介類も出回りますね。
今日は、そんな海の幸でお祝い料理を作ります。」



1.たいのカルパッチョ

材料(つくりやすい分量)
たい(刺身用) 1さく
塩 少々

かんきつソース
 レモン 1/2コ
 みかん 1/2コ
 塩 一つまみ

にんにく(芯を取り除く) 1/2かけ

エクストラバージンオリーブ油 少々
セルフィーユ 1枝
ピンクペッパー 少々


・たい(刺身用/1さく)は、ペーパータオルで水けを拭いて、塩(少々)をふり、
ラップをかけて、冷蔵庫で1~2時間寝かせる。

・かんきつソースを作る。
小さいボウルに茶こしをのせ、 レモン(1/2コ)、みかん(1/2コ)の果汁をしぼる。
しぼり汁に塩(一つまみ)を入れ、混ぜ合わせる。

・カルパッチョを盛り付ける皿に、にんにく(芯を取り除く 1/2かけ)の切り口を全体にこすりつけ、香りを移しておく。

・たいは、身が高く盛り上がった方を奥にして、繊維に沿ってそぎ切りにする。
包丁を斜めに寝かせ、刃元から刃先まで長く使うようにして、手前に引きながら切る。

・皿の外側から内側に向かって、放射状にたいを並べていく。
これを冷蔵庫で1時間ほど冷やす。

・食べる前に、かんきつソースと、エクストラバージンオリーブ油(少々)を回しかけ、
真ん中にセルフィーユ(1枝)をのせ、ピンクペッパー(少々)を散らせば出来上がり。

「かんきつ系のソースだから、さっぱりとしたお味。
見た目も華やかな、たいのカルパッチョですよ。」


*「セルフィーユ」→セロリのような香りがあり、魚介類と相性が良いハーブ。
*「ピンクペッパー」→名前は‘ペッパー’だけどこしょうではないので辛みはなく、かすかな酸味と苦みがある木の実。


* * *


2.かきのチャウダー

材料(4人分)
かき(加熱用のむき身) 20コ
白ワイン カップ1/3
水 カップ1/3

バター 40g
にんにく 1かけ
たまねぎ 1/2コ ←1cm角位に切る
強力粉(ふるう) 30g

じゃがいも(メークイン) 1コ(約200g)
チキンスープ カップ1/2
ローリエ 1枚

牛乳 カップ2
塩 少々
こしょう 少々

生クリーム(乳脂肪分35%のもの) 大さじ1



簡単な説明だったので、手順は以下ハツ江さんのセリフで。

「かきのチャウダーを作ってみましょう。
かきは塩水で洗いますよ。
白ワインと水を入れた小鍋にかきを入れ中火にかけ、身がふっくらしてきたら火を止めて、かきを取り出しておきます。
バターとつぶしたにんにくを弱火にかけ、たまねぎを加えて5分ほど炒め、
そこに強力粉を加えて、粉っぽさがなくなるまでしっかり炒めます。
そこに、じゃがいもと、かきを煮た煮汁、チキンスープ、そしてローリエを加え、
沸騰直前に弱火にして12~13分経ったら牛乳を加え、塩こしょうで味を調えたら火を止めます。
食べる直前に温め直し生クリームを加えて、かきを戻し入れるのよ。
ホワイトソースを作らずできるので失敗しにくい作り方。かきがふっくらとして、絶品ですよ。」



* * *


お隣の伊守さんが手づくりの「魚釣りゲーム」を作ってきてくれました。
釣竿に磁石、魚にクリップ的なものがついている、あれですね。
「どぉりゃぁぁぁぁぁ!!!」・・・と大物を釣り上げるハツ江さん(苦笑)。

ハツ江さんが料理中、キッチンにあるみかんを‘釣り上げようとする’とし子。
サッと振り向くととし子は釣竿を隠して知らん顔。

カルパッチョも完成し、みんなで食べようとしますが、とし子がいない様子。
「え?とし子はどこに行ったかって?・・・さぁどこかしらねぇ・・・さっきとんだ‘いたずら猫’なら一匹捕まえたんだけどねぇ」。
ハツ江さんがグイグイと釣竿を引っ張ると、その先にはみかんを持ったとし子が。
・・・うーん、なんだかよく分からないです(苦笑)。

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*2021年3月12日 テーマの変更を行いました。

【本日のお品書き】
 1.ローストチキン
 2.ローストチキンのサラダ



今月は記事のアップが遅くなってごめんなさい。
年末年始のお祝い料理、3回目です。


電子番組表にはこんな感じの説明がありました。

今週は年末年始につくってみたい、洋風のお祝い料理を特集する。
今回は、一度は挑戦してみたい「ローストチキン」のつくり方を紹介。
この時期に出回る丸鶏を使ったレシピは、手順は多いものの、一つ一つの工程はシンプルなので、ビギナーでも大丈夫。
皮はパリッ、中はしっとりジューシーに焼き上がるレシピを伝える。
また、食べきれずに残ったローストチキンを使った、ちょっぴり豪華なサラダの作り方も紹介。



* * *


「こんがり丸ごとローストチキン」

「作ってみたい、年末年始のお祝い料理。
今日は、クリスマスなどにピッタリの、ローストチキンです。」



* * *


あかねがクリスマスツリーに飾り付けしています。
「今日はクリスマス会をするんですよ。
ご近所に引っ越してきた吉岡さん夫婦もお呼びしました!」
そう話すハツ江さんの所に翔太が駆け寄ってきて・・・
「・・・え?吉岡さん料理が得意だから、手作りケーキか何か作ってきてくれるかなーって?
さぁ・・・それはどうかしらねぇ・・・」
なんだかとし子が言いそうなセリフですね。
翔太はもうその気になっています(苦笑)。



* * *


1.ローストチキン

材料(作りやすい分量)
丸鶏 1羽(約1.2kg)

塩漬け液
 塩 大さじ2(水の4%)
 砂糖 大さじ2(水の2%)
 レモンの皮(国産) 1個分(約20g)
 タイム(生) 3枝
 セージ(生) 3枝
 ローリエ 2枚
 にんにく 1かけ
 黒こしょう(粒) 15g
 水 900ml

ガーリックバター
 にんにく(すりおろす) 1かけ分
 バター(常温に戻しておく) 15g

ごぼう(太め) 15cm(50g)
じゃがいも 1個(170g)
ブラウンマッシュルーム 5個
にんにく 1かけ
オリーブ油 大さじ1
塩 適量
黒こしょう(粒を砕く) 小さじ1

レモンソース
 肉汁 カップ1/2
 白ワイン 大さじ2
 レモン汁 1個分
 しょうゆ 小さじ2/3
 塩 少々
 こしょう 少々



「ローストチキンは鶏を丸ごと使うので難しそうに思えるけど、ビギナーでも大丈夫。
お任せあれ!」


・前日の下準備。
丸鶏(1羽)は、余計な脂を包丁で切り取り、内側をよく洗っておく。

・ボールに、「塩漬け液」の材料を合わせる。
塩(大さじ2)、砂糖(大さじ2)、レモンの皮(1個分)、タイム(3枝)、セージ(3枝)、
ローリエ(2枚)、にんにく(1かけ)、黒こしょう(15g)、水(900ml)を加え、よく混ぜておく。

・鶏を、丸ごと入るポリ袋に入れて、塩漬け液を注ぎ、輪ゴムで止め、
全体に液がつかるようにして冷蔵庫で1日寝かす。
ボウルにポリ袋を重ね、そこに鶏や塩漬け液を入れると作業しやすい。


* * *


ハツ江さん家に吉岡さんも来て、
ハツ江さん達は歌を歌っています。
「暗い夜道じゃ~ピカピカの~お前の鼻が~役に立つのさ~♪」
とし子、トナカイのコスプレをしています。ちゃんと角も赤鼻もつけてます。
ちゃんと四つん這いになって、トナカイになりきってます(苦笑)。



* * *


手順の続きです。

・ガーリックバターを作る。
すりおろしたにんにく(1かけ分)と、バター(15g)をよく混ぜる。

・一日置いた鶏に、ガーリックバターを全体に塗る。

・塩漬け液に使ったタイムとセージは、鶏の中に入れる。

・フライパンに、にんにく(1かけ)と、オリーブ油(大さじ1)を入れて弱火にかけ、
その後強めの中火にしてから、一口大位に切ったごぼう(50g)、じゃがいも(1個)、
ブラウンマッシュルーム(5個)を炒め、塩(適量)、黒こしょう(小さじ1)をふって、火を止める。

・炒めた野菜を、鶏の腹の中に詰める。スプーンを使うとやりやすい。
竹串を縦に刺して口を閉じ、両方の足首をタコ糸できつく縛る。

・オーブンを220℃にあらかじめ温めておき、まず10分間焼く。
次に、180℃に下げて、さらに1時間ほど焼く。
焼いている間は、15分ごとに取り出して、
別の天板に載せかえ、天板にたまった肉汁を鶏全体にかける。

・焼け落ちてくる肉汁が、ピンク色から透明になれば、焼き上がりのサイン。

・レモンソースを作る。
小鍋に、天板に残った肉汁(カップ1/2)、白ワイン(大さじ2)、
レモン汁(1個分)、しょうゆ(小さじ2/3)を入れて煮立たせ、塩(少々)、こしょう(少々)で味を調える。


「パーティにもピッタリ!
ちょっと手間はかかるけど、それだけおいしくなる本格的なローストチキンですよ。」



* * *


「おやまぁ!
吉岡さんったら、やっぱり手作りケーキを持ってきてくれたんだねぇ!」
部屋を暗くして、ケーキにろうそくをたてて、みんなで見ています。
「翔太、よかったねぇ」とハツ江さんが言うと、翔太の隣にいる「トナカイ」がノリノリになっています。
「・・・でも、一番喜んでいるのはトナカイさんみたいだねぇ。」
つけていた赤鼻が取れても喜んでいるとし子トナカイでした。



* * *


2.ローストチキンのサラダ

材料(作りやすい分量)
ローストチキン(ほぐしたもの) 100g
ロメインレタス(なければサニーレタス) 1/2個
黒こしょう 適量
パルメザンチーズ(すりおろす) 適量

シーザーサラダドレッシング
 卵黄 1個分
 にんにく(すりおろす) 1/2かけ分
 レモンソース 大さじ3
 ウスターソース 小さじ1
 バルサミコ酢 小さじ1
 粒マスタード 小さじ1
 塩 少々
 黒こしょう 少々
 パルメザンチーズ(すりおろす) 大さじ3~4
 オリーブ油 大さじ3



簡単な説明だったので、手順は以下ハツ江さんのセリフで。

「残ったローストチキンはサラダにするといいわよ。
ボウルに、シーザーサラダドレッシングの材料を入れ、
オリーブ油を少しずつ加えながら(白っぽくなるまで)混ぜ合わせます。
ドレッシングの半分はローストチキンに、残りの半分をロメインレタスにそれぞれよく和え、
パルメザンチーズと黒こしょうをたーっぷり振ったら、華やかなローストチキンのサラダですよ。」



* * *


「暗い夜道」だったかな?と思いつつも、
ハツ江さんが歌っているのを聞くと「暗い夜道じゃ」って聞こえたから、これでいいか。

手間も時間もかかるものが続きますね。
近所のスーパーで丸鶏が売っているのを見たことないし、みなさんどうしているのでしょう?

オーブンの天板って2個以上ついているものなのでしょうか?
天板だけ別売り?簡単に買えるもの?
なんだかそういう所が気になってしまいました。

ところで、クリスマスパーティに真さんはいないの?
なんだかいつも仲間外れみたいで・・・。
ブランド鶏 伊達鶏 丸鶏中抜き1.2K フレッシュチルド
ブランド鶏 伊達鶏 丸鶏中抜き1.2K フレッシュチルド

*2021年3月12日 テーマの変更を行いました。

【本日のお品書き】
 1.バーニャ・カウダ
 2.ポトフ



今月は記事のアップが遅くなってごめんなさい。
年末年始のお祝い料理、2回目です。


電子番組表にはこんな感じの説明がありました。

今週は年末年始につくってみたい、洋風のお祝い料理を特集する。
今回取り上げるのは、野菜がたっぷりとれる洋風の鍋料理。
にんにくとアンチョビ、オリーブ油のソースに、野菜やパンをつけて食べるオシャレなメニュー「バーニャ・カウダ」や、
豚肉と野菜のうまみがスープにしっかり溶け込んだ煮込み料理「ポトフ」の作り方を紹介する。



* * *


「冬野菜たっぷり!洋風鍋料理」


「作ってみたい、年末年始のお祝い料理。
今日は、おしゃれな洋風鍋料理に挑戦しますよ。」



* * *


「ほーら、お日様のにおいがするねぇ。
今日はこのシーツでポカポカと寝られそうだよ。」
ハツ江さんが洗濯物を畳んでいます。
あかねもお手伝いしていますが・・・ちょっと浮かない表情でハツ江さんに何やら訴えています。
「なになに?この頃のお母さんの作るごはんは野菜が少なくなっているって?
・・・それじゃ、美味しい野菜の食べ方はあかねに教えてあげるから、
あなたからお母さんに教えてあげなさい。」
うなづくあかね。
・・・確かにその方がいいかも(苦笑)。



* * *


1.バーニャ・カウダ

材料(作りやすい分量)
にんにく 1と1/2個(約90g)
アンチョビ(フィレ) 30g前後
オリーブ油 120ml
牛乳 カップ1/2
水 カップ1/2

フランスパン(バゲット) 適量
じゃがいも(皮付きのまま蒸したもの)適量
ラディッシュ 適量



「バーニャ・カウダは、にんにくやアンチョビを入れて温めたオリーブオイルに
野菜やパンをつけて食べるイタリア料理よ。」


・にんにく(1と1/2個)縦半分に切って、芯を竹串で取る。
この料理はにんにくの臭みをしっかり抜くのがコツ。

・にんにくを鍋に入れ、牛乳(カップ1/2)、水(カップ1/2)を加え、
ごく弱火で1時間30分煮る。
にんにくが崩れやすいので注意する。

・にんにくを取り出してペーパータオルで水けを軽くとってから、
直火にかけられる耐熱容器に移す。

・そこにオリーブ油(120ml)を加え、
100℃に温めておいたオーブンで、1時間30分加熱する。


* * *


キッチンに2人並んで立っています。
ハツ江さんは「恋人がサンタクロース~♪背の高いサンタクロース♪」と歌いながら、あかねに教えています。
「そうそうそう、あんたは本当に飲み込みがいいわねぇ!誰かと違って・・・」
その「誰かさん」、肉まんを食べながらたまたま?通りかかり、2人を見ています。
むすーっとしてるから、聞こえたかも?



* * *


手順の続きです。

・アンチョビ(30g前後)は、油をきって小骨があったら取り除き、粗めに刻む。

・加熱しておいたニンニクとオリーブ油をオーブンから取り出し、
アンチョビを入れて弱火にかける。
(コンロに網をのせて、その上に耐熱容器をのせて加熱しているようです。)

・沸騰したら一旦火を止め、にんにくとアンチョビをフォークでつぶし、
弱火で10分間ほど煮たら、ソースの完成。

・皮付きのまま蒸したじゃがいも(適量)と、フランスパン(適量)を、食べやすい大きさに切り
ラディッシュとともにソースに添えれば出来上がり。


「まろやかでコクのあるソースですから、
野菜やパンにつけて食べれば、格別の美味しさですよ。」



* * *


今度は翔太がハツ江さんに訴えています。
「えー?今度はとし子がバーニャ・カウダばっかり食べてるって?
本当にしょうがないわねぇ」
・・・とそこにとし子が大量の野菜を持って登場。何やらお願いに来たみたい。
「・・・あら、とし子。・・・何だって?
野菜を持ってきたから、何かバーニャ・カウダじゃないものを作ってほしいって?
あなたって全く・・・」
とし子、反省の色なし!



* * *


2.ポトフ

材料(2~3人分)
豚肩肉(かたまり) 400g
塩 8g

オリーブ油 大さじ1
キャラウェイシード 大さじ1

水 1.5リットル
にんにく(皮をむいて芯を取る) 1かけ
黒こしょう(粒) 10粒

ブーケガルニ
 ねぎの青い部分 適量
 かぶの葉 適量
 セロリの葉 適量
 タイム 2本
 ローリエ 1本

にんじん 1本(170g) 4等分くらいの大きさに切る
たまねぎ 1個(250g) 4等分くらいの大きさに切る
セロリ 1本(100g) 大きめに切る
かぶ 2個 大きめに切る
じゃがいも(メークイン)(小) 2個(300g) 
塩 小さじ2



簡単な説明だったので、手順は以下ハツ江さんのセリフで。

「それじゃ、ポトフを作ってみましょう。
塩をすり込み、一晩おいた豚のかたまり肉を使います。
フライパンで、オリーブ油とキャラウェイシードを、ごく弱火で熱し、
小麦粉を軽くはたいた豚肉(4~5等分に切る)を入れたら強火にして、全体に焼き色を付けます。
その豚肉を鍋に移し、水、軽くつぶしたにんにく、黒こしょう、
そして、手近にあるハーブや野菜を束にしたブーケガルニを入れ、
1時間30分~2時間ほど煮ます。
そこに、にんじん、たまねぎなどの野菜を入れ、ごく弱火で1時間煮込みます。
最後にフライパンで焼き色を付けたじゃがいもと塩を加えて20分、コトコトと気長に煮込みます。
この後火を止め、常温になるまで冷まします。冷蔵庫で一晩寝かせると、さらに味に深みが出ますよ。
食べる前に温めなおして召し上がれ。肉と野菜のうまみがいっぱいの、ごちそう料理です。」



* * *

「バーニャ・カウダ」、もっと簡単に作るレシピもありましたが、
本格的に作るならこの方法なのかな。
オーブン1時間半っていうのは、節電を気にするうちでは無理かも・・・。
(そもそもオーブンすらないし。)
レシピ紹介しているのに、作らない(作れない)宣言してすみません。

「ブーケガルニ」。香草類を束にしたもの。
料理によって香草の種類を使い分けるみたいだけど、
今回はねぎ・かぶの葉・セロリの葉・タイム・ローリエでした。
かぶとセロリは具で使うし、普段なかなか香草類を使わない自分にとってはありがたい。

「キャラウェイシード」。
ヒメウイキョウと呼ばれるセリ科の植物の種子の部分らしいです。

むきにんにく 1kg 大小込 青森県産【産地直送】
むきにんにく 1kg 大小込 青森県産【産地直送】

*2021年3月12日 テーマの変更を行いました。

【本日のお品書き】
 1.ローストビーフ
 2.ローストビーフのサンドイッチ



今月は記事のアップが遅くなってごめんなさい。
年末年始のお祝い料理、1回目です。


電子番組表にはこんな感じの説明がありました。

今週は年末年始につくってみたい、洋風のお祝い料理を特集する。
今回取り上げるのは、お祝いのときの肉料理の代表格「ローストビーフ」。
オーブンでゆっくり時間をかけて焼くことで、しっとりジューシーに仕上げるレシピを紹介する。
さらに、食べきれずに残ってしまったローストビーフを使ってつくる、
ちょっとぜいたくなローストビーフのサンドイッチのレシピも伝える。



* * *


「ローストビーフを焼いてみよう!」

「年末年始のお祝い料理といったら、まずはローストビーフじゃないかしら?
ビギナーにもできる簡単レシピですよ。」



* * *


ハツ江さん、あかね、翔太が歩いていると・・・
「あら?ご近所に越してきたばかりの吉岡さん!
いつもご夫婦一緒で仲がいいのねぇ!今から夕飯のお買いもの?」
吉岡さん夫婦(=今月前半の料理監修の方)にばったり会います。
おそろいのエプロンとターバン、いかにも仲良さげな感じが漂います。
「そうだ!今日はご挨拶代わりに、うちに夕飯を食べに来ない?」
吉岡さん、2人顔を見合わせニッコリ笑顔で頭を下げます。
ハツ江さん、とし子を思い浮かべながら「うちにはちょっとすごいのもいるんだけど・・・」
想像の中のとし子は寝てたりよだれ垂らしてたり(苦笑)。
「・・・え?吉岡さんも料理得意なの?じゃあ手伝ってもらえるわねぇ」
とし子は全くあてにしてないですね。



* * *


1.ローストビーフ

材料(作りやすい分量)
牛ももかたまり肉 1kg
塩 15g
黒こしょう(粗挽き) 適量

ごぼう 8cm
玉ねぎ(大) 1/2個
エシャロット 1本
マッシュルーム 1個
ミニトマト 2個

バター 5g

赤ワイン カップ1/2
水 カップ1/2


「この季節、ちょっとしたパーティも多いものですね。
そんな時には、みんな大好きなローストビーフを作ってみましょう。」



・お肉は、牛もものかたまり肉がローストビーフにピッタリ。
4~5時間置いて常温に戻しておくのが、上手に焼くコツ。

・牛ももかたまり肉(1kg)に、塩(15g)を振り、手でまんべんなく全体にすり込んだら、
黒こしょう(粗挽き 適量)を強めに振りかける。

・フライパンを強めに熱し、バター(5g)を入れ、
牛肉の表面にうっすら焼き色がつくまで全面を焼き、一旦取り出す。

・同じフライパンに、1cm角位に切ったごぼう(8cm分)、玉ねぎ(1/2個分)、
エシャロット(1本)、マッシュルーム(1個)、
半分に切ったミニトマト(2個)を入れ、中火でサッと軽く炒め合わせる。

・オーブンの天板に野菜を広げ入れ、その上に牛肉をのせ、
あらかじめ100℃に温めたオーブンで50分間焼く。


* * *


ハツ江さんの家で、吉岡さん夫婦も一緒に料理中。
「さて、しばらく焼けるの待ちましょう!」
焼いているいい匂いにつられて・・・とし子がやってきました。
お客さんが来ているのに気づかずオーブンに向かって直進(苦笑)。
「・・・あぁ、あれ娘のとし子よ。やっぱり、ちょっとびっくりさせちゃった!」
とし子、吉岡さん夫婦に見られているのに気づき、急に恥ずかしがります。



* * *


手順の続きです。

・50分後、一度取り出す。
肉の上側が焼けたら、上下を返し、さらに40分間焼く。

・焼けた肉をアルミ箔で包む。
この状態で、1時間30分ほど休ませる。

・グレービーソースを作る。
ローストビーフの肉汁と、天板に残った野菜をフライパンに入れ、
赤ワイン(カップ1/2)、水(カップ1/2)を加えて火にかけ、
沸騰したら弱火にし、煮汁が半量になるまで10分ほど煮詰める。

・煮詰めた野菜はざるなどで濾し、木べらで押して野菜の水分をよく絞れば、グレービーソースの出来上がり。


「ローストビーフを薄切りにして、グレービーソースを添えて、食卓に。
低温でじーっくり焼いたローストビーフは、格別ですよ。」



* * *


「さーさ、食べましょねー」
出来上がったローストビーフを出そうとするハツ江さん、異変に気づきます。
「・・・あら?ここ何かかけちゃってるわね?・・・さてはとし子、つまみ食いしたでしょ?」
とし子、口笛拭いてしらを切ってます。
翔太だけはそんなのお構いなしでローストビーフに目が釘付けです。



* * *


2.ローストビーフのサンドイッチ

材料(2人分)
ローストビーフ 160g
たまねぎ 少々
グレービーソース 大さじ2

ホースラディッシュ(すりおろす) 小さじ2
バター 30g(常温にもどしておく)
お好みのパン(パン・ド・カンパーニュなど) 4枚(厚さ5mm)

黒こしょう 少々
グリーンカール(なければサニーレタス) 4枚
チコリ 2枚



簡単な説明だったので、手順は以下ハツ江さんのセリフで。

「残ったローストビーフで、
とびきり贅沢なサンドイッチを作ってみましょう。
たまねぎを縦に薄切りにします。こうすると(繊維にそって切ると)辛みが出にくいの。
(切った玉ねぎは)水にさらしてくださいね。
ローストビーフは薄切りにして、グレービーソースで和えます。
すりおろしたホースラディッシュと柔らかく戻したバターをよく混ぜてパンに塗り、
ローストビーフと玉ねぎをのせ、黒こしょうをしっかり振ります。
その上にグリーンカールとチコリをのせ、もう1枚のパンで挟みます。
ほら、簡単にごちそうサンドイッチが出来ましたよ。
ホースラディッシュのさわやかな辛みが効いた、大人の味よ。」



* * *


オカズデザインさん(=吉岡さん)は、今月前半の料理監修の方ですね。
ハツ江さんのまわりには料理が得意な方がたくさん集まりますね(苦笑)。

作ったことはないものの、こんな感じに作るんだろうなぁ・・・となんとなく思っていましたが、
本格的に作るにはこんなに時間がかかるのか!?とびっくりしました。
キング・オブ・おもてなし料理って感じがしました。

黒毛和牛 特選 ローストビーフ用 モモ ブロック肉 1kg 赤身肉 ステーキ肉 焼肉 バーベキュー
黒毛和牛 特選 ローストビーフ用 モモ ブロック肉 1kg 赤身肉 ステーキ肉 焼肉 バーベキュー

*2021年3月12日 テーマの変更を行いました。

きょうの料理ビギナーズ
2012年12月は、 『つくってみたい!年末年始のお祝い料理』 です。


1週目(#1~#4)は、年末年始につくってみたい、洋風のお祝い料理の特集を。
2週目(#5~#8)は、料理ビギナーのための、簡単なおせちのつくり方の特集ですよ。



 * * *


#1 ローストビーフを焼いてみよう! (初回放送・2012年11月26日)
    ・ローストビーフ ・ローストビーフのサンドイッチ

#2 冬野菜たっぷり!洋風鍋料理 (初回放送・2012年11月27日)
    ・バーニャ・カウダ ・ポトフ

#3 こんがり丸ごとローストチキン (初回放送・2012年11月28日)
    ・ローストチキン ・ローストチキンのサラダ

#4 海の幸でおもてなし (初回放送・2012年11月29日)
    ・たいのカルパッチョ ・かきのチャウダー


#5 初めての手づくりおせち 祝い肴に挑戦! (初回放送・2012年12月3日)
    ・数の子 ・田作り

#6  初めての手づくりおせち 煮しめをつくろう (初回放送・2012年12月4日)
    ・煮しめ ・えびのつや煮

#7 初めての手づくりおせち 簡単!だて巻き (初回放送・2012年12月5日)
    ・だて巻き ・かきのだて巻き

#8 初めての手づくりおせち 大好き栗きんとん (初回放送・2012年12月6日)
    ・栗きんとん ・あんず入りきんとん


 * * *


#1~#4を観ましたが、ちょっとハードル高いかな?という印象を受けました。
・・・まずオーブンがないので作れない料理も(苦笑)。
ただ、基本を知らないと応用もできないし、
何かに代用するとかどこかを省略するとか、そういうものを知るためにも基本はしっかりと、と思います。

あーおなかすいたっ!ヽ(`Д´)ノ
NHK きょうの料理ビギナーズ 2012年 12月号 [雑誌]
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*2021年3月12日 テーマの変更を行いました。

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